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2009年5月31日 (日)

さん弥番外地でさん弥・鬼〆

浦和から時間もあるので京浜東北線で秋葉原、
総武線に乗り換えて両国へ。
かなり早めの到着だけど、外で待っていたら
鬼〆さんが出てきてくれて、楽しくお喋り。
入場料を払おうとしたら万札しかなく…
万札といっても1枚しか入ってないのだけれど…
近くのコンビニに崩しに行ったら、
さん弥さんがコピーをしていた。
「さん弥さん、お疲れさまで~す」って
狭いところで行動していると面白い展開。

柳家さん弥:出来心
台所鬼〆:二人旅
柳家さん弥:崇徳院
柳家さん弥:子別れ(中) お徳熊五郎

さん弥さんの浦和報告にはじまり、
裏話…そうだったんだ…そうだったんだ…って
泥棒のマクラになったので「もぐら泥」くるかな?と思ったら
ストレートに「出来心」!「親分の前ですが…これが大笑い」
このフレーズ大好き。ここは志ん橋師匠を思い出しちゃう。
「花色木綿」の後半は省略だけど、噺の展開はじっくりと。
続いて鬼〆さん登場。いつもながらマクラで
なんか慌て気味の鬼〆さんに親しみを感じつつ…
のんびりとした「二人旅」でのどかな風景が広がるのだが、
早口の江戸っ子ふたりのやり取りはすごく似合うのです。
そしてさん弥さんが「崇徳院」。これがよかったのだ!
「崇徳院」は二ツ目さんでもよく聞いているけれど、
さん弥さんのはスケール大きく、聞き応えがあった!
違いはなんだろう…江戸中を歩きまわって、苦労して、
しだいに疲労と追いつめられてくる危機感に劇的な物語なのだが、
疲れはリアルに…そこに「子別れ」のプレッシャーが重なったのか?
迫力ある「崇徳院」に大満足。しだいに乗ってきて、絶好調です。

仲入りには今回もさん弥さんが出没!
「子別れ(中)」鑑賞記念の印をもらって、
写真撮影やお客さんとの楽しい会話のひととき。

20090531a_2

そして「子別れ(中)」。さん弥さんは真剣な表情で登場。
「(上)強飯の女郎買い」に続いて、酔った熊五郎はどうしようもない
まさに悪としかいいようがなく、救いようがないのだが、
一方でお徳さんは心が広く、最後まで熊五郎のことを想い、
ここでの夫婦のやり取りは人情噺の印象もあり、
笑いは一切なしに引きこまれて、感動的だった。
これまで聞いてきたさん弥さんの中でも最高だったかも。
もちろん滑稽噺も好きだけど、私はこういう聞かせる噺が一番。
亀ちゃんが必死にふたりの間に入って、喧嘩をやめさせようと…
この「子別れ」の亀ちゃんというのはご存じのとおり愛すべきキャラだが、
「子別れ(中)」の親子別れのシーンは泣かせる!
熊五郎は「出て行け!」って、追い出す形なのだが、
お徳さんが亀ちゃんに「これまで育ててもらったお礼を言うんだよ」
「いつかお父っつぁんに恩返ししますって言うんだよ」って、
すごい緊張感と迫力で実は「子別れ」はここで一番盛り上がる。
アンケートにも書いたのだけど、さん弥さんにはこれから
人情噺もやってほしいなあって、今回強く感じた。
いつか「文七元結」聞かせてくださいって書いちゃいました。

20090531b

次回は7月20日(祝・月)18時開演(お江戸両国亭)
いよいよ「子別れ(下)」です。みなさん、いらしてください。

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