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2009年5月 9日 (土)

人形町翁庵で隅田川馬石

黒門町から急ぎ仲御徒町の駅へ。
日比谷線に乗って、人形町で下車。
夕方からは人形町翁庵というそば屋さんで
馬石さんの「人形町でお富与三郎を聞く会」。
こちらの会へははじめて伺った。
馬石さんの「お富与三郎」が異常に大好きな私だが、
もっと前から行けばよかったのだけど、もう遅く…
人形町でも第4回で今日は「稲荷堀(とうかんぼり)」。
ちなみに日暮里のひぐらし寄席も今月18日が
最終回で「島抜け」である。どんどん進んじゃう…

立命亭八戒:一目上り
隅田川馬石:反対俥
立川談奈:崇徳院
隅田川馬石:お富与三郎「稲荷堀」


馬石さんは、前半は軽く一席といいながら
なんと「反対俥」!である。スタミナあるな~
一人目の車夫は昨日まで入院していたという…
病み上がりで力入らず、ちっとも前に進まないのだが、
二人目を頼むと今度は走り出したら止まらない…
こっちのスピード狂が早口も鮮やかにカッコいい!
北へ向かって、気づいたら大宮でした。
人によって「牛久」だったり、「青森」だったり、
毎回面白い。体力消耗でたいへんそうですが。

仲入り後にいよいよお富与三郎「稲荷堀」。
改めて聞いてみると「稲荷堀」と続く「茣蓙松」は
登場人物の人間関係というか構成というか…似ているなと
というよりも「茣蓙松」が「稲荷堀」に似ているので
「茣蓙松」は省略されて「島抜け」へ進んじゃうのかも。
私は馬石さんの「茣蓙松」で緊迫したやり取りが大好きなので
「茣蓙松」は最高なのだが、今日はその前段で「稲荷堀」である。
すっかり悪に手を染めた与三郎であるが、
最後にはついに人を殺め、落ちるところまで落ちていくという
有名な場面。でもここでの与三郎はまだ真の悪ではない…
お富に「与三さんは臆病だね」といわれ、「止めを刺さなきゃ駄目だよ」。
しかし殺害現場にひとりで行くのは嫌だと…この辺は素直な若旦那だが、
お富と一緒に再び稲荷堀へ。最後はお富が止めを刺す。
その緊張の場面、雨も強くなり、馬石さんの語りは情景が目に浮かぶようで
素晴らしい…感動…続く「茣蓙松」へ。
次回は8月8日(土)、早速予約してきました。
馬石さんの「茣蓙松」は三度目、楽しみにしています。
そしてまもなく18日の「島抜け」も聞きに行きます。

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