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2009年6月28日 (日)

黒門亭で小金馬・志ん橋・馬桜

20090628

今日は大好きで尊敬する志ん橋師匠を聞きに
早朝寄席には寄らずにまっすぐ黒門亭へ。
横浜駅のホームに止まっていた「レトロ横濱号」
茶塗りの昔の客車を同じく茶色い電気機関車が牽引。
「小ゑん・遊雀の大井川鐵道の旅」を聞いたばかりで
思わず反応してしまった。ホームは鉄ちゃんだらけ。
それにまぎれて、私も写真を一枚。

第1部
林家はな平:牛ほめ
柳亭市楽:竹の水仙
三遊亭小金馬:柳の馬場
古今亭志ん橋:抜け裏
柳家せん八:富士詣り


今日は知らない噺が連発で新鮮な喜び。
小金馬師匠がマクラでもいっておられたけど
あまりにもバカバカしすぎて、現在では
寄席では聞けなくなってしまった噺を聞かせてくださると…
黒門亭はマニアックなお客さんが多いので…だそうです。
ホラ吹きの按摩さんをお侍が懲らしめるという。
志ん橋師匠も長屋ものだが、はじめて聞く噺。
登場人物たくさんで面白くって、最後は酔っ払いの展開に。
せん八師匠はネタ出しで「富士詣り」だが、この噺もはじめて聞く。
でもわかっていたので一応ネットであらすじは確認しておいた。
第2部の開場前に小金馬・志ん橋・せん八の師匠方が
楽しそうに下りてこられて、志ん橋師匠にご挨拶して、
「今日のは何という噺ですか?」すると「抜け裏」
「はじめて聞きました」と申し上げると
すかさずせん八師匠が「おれでも知らねえよ~」って。
続いて小金馬師匠に「師匠のは何という噺だったのですか?」
すると「やなぎのばば」。えっ?「柳の馬場」だそうです。
「市楽くんも聞いたことないって」、私も「はじめて聞きました」
「だったら、よかった!」って、みなさん優しい師匠方です。
ありがとうございました。三人でどこへ行かれたのかな?
小金馬・志ん橋・せん八というと酒?強い師匠方ですよね。
というか、いま調べたら、お三方とも昭和57年真打昇進。
同期といえるのか?普段から仲がよろしいのでしょうか?
続いて市楽さんも出てこられて、お疲れさまでした。
もう「竹の水仙」なんだ。二ツ目になって半年ちょっと?
市朗さんのときに聞いて以来、昇進後は今日がはじめて。

第2部
林家はな平:初天神
柳家喬の字:夏泥
松旭斎美登:マジック
鈴々舎馬桜:白子屋政談 二


第2部は馬桜師匠の「白子屋政談」
前回は聞いていなくて、今回はじめてだが、
すごくよかった!感動的だった。
馬桜師匠なので、その語りも素晴らしいのだけど、
こういう聞かせる噺は大好き。
一般的には「髪結新三」で知られるのか?
もしかしたらこれから後半に進むと
大岡裁きの場面も出てくるのかも?興味深い。
前半に喬の字さんが「夏泥」。「置き泥」かな?
暑いから開けっ放しに蚊よけに根太板を燃やしているという…
というと「夏泥」でしょうか?泥棒が刃物を出すと
逆に無一文の大工は「殺せ~殺せ~」と泥棒を脅迫。
その「殺せ~殺せ~」がよかった!喬の字さんも
私はちょっと年上ですが、現代っ子なので…
無理に江戸っぽくなくても少しは現代の空気があっても
かえってその方が親しみを感じる場合もあります。

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