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2009年7月18日 (土)

ルール・ピアノ・フェスティバル2006

ルール・ピアノ・フェスティバル2006から
ボリス・ベレゾフスキーのピアノ・リサイタル。
メトネルの「おとぎ話」から「騎士の行進」作品14-2、「鐘」作品20-2、
嬰ハ短調 作品35-4、「妖精の物語」作品48-2、ニ短調 作品51-1
ダフィズ・ルウェリン:計画の変更 (即興演奏)
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲
(2006年7月14日 エッセン・フィルハーモニーホールで収録)
少し前から録画してあったのだが、BS2で放送された映像で聞いている。
ベレゾフスキーは素晴らしい。大好きなピアニストだ。
といっても途中から好きになって、チャイコフスキー・コンクールで優勝して
いきなり世界的に有名になった最初の頃はそれほど興味なかった。
前半のドキュメントで本人が言っているが、即興的なタイプのピアニストだと。
私はもう一方のすべては計画通りに寸分の狂いのないタイプが好きな方で
でもベレゾフスキーに関しては、ちょっと違う特別なものを感じる。
ライブ特有の即興性という点では、緊張感あふれる興奮が存在しているし、
その場の豊かな発想によって自由に音楽が創造される感覚も魅力。
しかしそこにベレゾフスキーの圧倒的な超絶技巧、強靭な力が加わって、
ここでのベートーヴェンなど、集中力と凝縮された構成力も見事だし、
とにかく時間を忘れて聞かされてしまった。後半の変奏における
精妙な響き、透明な弱音も印象的だし、粗削りな感じは全く見られなくて
現在のベレゾフスキーはますますよくなっているのでは。

DVDR114

「ボリス・ベレゾフスキー」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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