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2009年7月30日 (木)

クリストフ・フォン・ドホナーニ 5

今日はドホナーニがウィーンフィルを指揮した演奏。
チャイコフスキーの交響曲第4番と序曲「1812年」
1988年12月ウィーン・コンツェルトハウスで収録。
最初に聞いたときからこのチャイコフスキーはすごく好き。
驚くほど抑制されていて、響きの華麗さ、色彩を排除して、
モノトーンに引き締まり、精妙なチャイコフスキーなのである。
派手な演奏が好みの人には、全く物足りないと思う。
私はドホナーニのこういうところがたまらなく好き。
ファンの人はきっとわかってくれると思う。
このシャープでドライな仕上がり。明瞭なディテール。
スッキリと響かせるので、余計な残響は一切なく、
結果的に音楽の構造が立体的に浮かび上がってくるのである。
ここで他のクリーブランド管弦楽団の演奏とちょっと違うのが
ウィーンフィルが独特なしなやかさでこの流麗さは格別なのである。
世間一般の評ではちょっと忘れられている感もあるかもしれないが、
私はこのチャイコフスキーは特に名演だと思っていて、
ずっと今もお気に入りのディスクである。

DECCA 425 792-2

「クリストフ・フォン・ドホナーニ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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