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2009年8月12日 (水)

マリインスキー 2007/2008

マリインスキー劇場管弦楽団の自主製作盤で
ワレリー・ゲルギエフの指揮によるショスタコーヴィチ。
交響曲第1番と第15番という最初と最後の組み合わせである。
2008年7月18,20,25日にマリインスキー・コンサートホールで収録。
ゲルギエフ独特の熱く躍動する感じではない。
この数年でゲルギエフもだいぶ変わってきているのかも。
緻密にして、細部にまでコントロールが行き届いている…
抑制もきいている…ゲルギエフのショスタコーヴィチってこうだっけ?
作曲者の若き日の交響曲第1番はその点でははじけた印象はないし、
ロシア的な情熱よりも北欧の透明感である。響きは美しい。
こうした印象は交響曲第15番の方が向いているのかも。
様々な引用が散りばめられて、作品への興味は尽きないのだが、
後半へ行くほど、どんどん研ぎ澄まされていって、
この精妙な仕上り、静寂における緊張感は感動的である。

MAR 0502

「ワレリー・ゲルギエフ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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