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2009年8月 4日 (火)

チューリヒ・トーンハレ2008/2009

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズで今日は第7番を聞いている。
(2008年9月22-25日 チューリヒ・トーンハレで収録)
この蒸し暑い夏には「夜の歌」はぴったりである。
そうした相性もあるけれど、それにしても素晴らしい!
いつもながらの丁寧に明瞭に音を再現していくのだが、
響きも美しいし、透明な輝きを保ちつつ、じっくり歌いこまれている。
隅々にまで、ありとあらゆる音がくっきりと聞こえてくるのだが、
もはやこの交響曲にかつての難解さは感じられず、
ジンマンの解釈には圧倒的な説得力を感じる。
細部にまで精巧に創りこんでいく過程は極めて客観性ある作業であるが、
しかしここで鳴っている音楽がかつてないほどに親しみが感じられるのは、
デイヴィッド・ジンマンによる最大の成果であり、これまででもベストである!
ベストというのは、ジンマンによるこのシリーズにおいても…
そして第7番のディスク全体においても最上級の演奏であると思う。
1980年代から1990年代、そして21世紀になり…この20年ほどで
解釈の点でも演奏の点でも格段にレベルアップしているのではないだろうか。

RCA 88697 50650 2

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