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2009年8月10日 (月)

クリストフ・フォン・ドホナーニ 7

先日はドホナーニがウィーンフィルを指揮した演奏で
チャイコフスキーと続いてR.シュトラウスの交響詩を聞いたのだが
今日は再びクリーブランド管弦楽団との録音に戻って
ドヴォルザークの交響曲第6番とヤナーチェクの「タラス・ブーリバ」。
時期的には先のチャイコフスキーとR.シュトラウスの中間で
近い存在なのだが、ドヴォルザークが1989年3月13日、
ヤナーチェクが1989年10月30日の収録である。
ドホナーニは過度な描き込みはしないので
ある程度はドライな印象もあるし、シャープな感覚が特長で
そこがドヴォルザークでは非常に爽やかに響いている。
音色的には明るいし、色彩も豊かだが、絵画的な方向へは進まずに
あくまでも交響曲というしっかりとした構えが立ちはだかって、
やはりチェコ的な雰囲気、風土性みたいなものは不足かも。
私などはそれに不満があるかというとそんなことはなく、
でもドホナーニの音楽性に深い協調があるかないかで違うだろう。
ノイマンでもマーツァルでもチェコフィルの演奏というのは独特だし…
ヤナーチェクは美しい。細部までコントロールが行き届いて、
表情づくりも繊細だし、お気に入りの名演。
私は当時、この演奏で「タラス・ブーリバ」をはじめて聞いて
それ以来、ずっと好きだし、ますますヤナーチェクにはまったわけで。

DECCA 430 204-2

「クリストフ・フォン・ドホナーニ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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