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2009年8月 8日 (土)

人形町の周辺を散歩

今日は人形町翁庵で馬石さんの会があるので
夕方から東京へ。早めに行って、人形町の周辺を歩こうと
横浜から京急と都営浅草線で乗り換えなしに便利なのだが、
意外に時間がかかってしまって、着くとそれほどゆっくりではなく…
急ぎ足で目的地のいくつかをまわってきたので写真で報告。

20090808a

まずは人形町の交差点からすぐにある
旧人形町末広亭跡地にある記念の石碑。
私の世代からすると歴史上の話なのだが、
人形町末広亭は今も懐かしいという声はよく聞く。

20090808b

もう少し行ったところにある「三光新道」
落語「百川」で百兵衛さんが長谷川町の三光新道に行って、
常磐津の師匠で歌女文字(かめもじ)さんを迎えに行くのだが、
間違えて医者の鴨池(かもじ)先生を連れてきてしまうという。
「この抜け作!」「どのくらい抜けてるかね?」
「お前なんか、みんな抜けてら!」「かめもじ、かもじ、たった一字だ」
その三光新道がここなのである。なんか楽しくって、うれしい。
「百川」という噺は実話らしいので。料亭の百川楼は明治まであったそうだ。

20090808c

三光新道にある三光稲荷大明神(三光稲荷神社)
現在ではビルに囲まれて、こっそりと狭い敷地に建っているのだが、
こういうところは大好きで何とも味な場所。参拝。

20090808d

三光新道はビルとビルの間を通り抜けできる狭い路地なのだが、
反対側からみるとこんな印象である。

20090808e

もう少し行ったところにある椙森(すぎのもり)神社。
落語「白子屋政談(城木屋)」、歌舞伎「髪結新三」で登場する
江戸一の美人だったというお熊さんは、白子屋(白木屋)のお嬢さんで
その店は新材木町にあったという…この椙森神社の周辺である。
この白木屋事件も実話だそうで大岡政談のひとつである。

今日はこの辺にして、急いで人形町翁庵へ!

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コメント

私この辺の生まれなのです。
なんだか嬉しくなりました。

投稿: ゆり | 2009年8月 9日 (日) 01:57

ゆりさん、人形町なんですか!
江戸っ子だ!

調べてから行ったのですが、
日本橋周辺はいろんな噺に絡んでるんですね。
「明烏」の若旦那は日本橋田所町三丁目日向屋半兵衛の息子で時次郎。
田所町は長谷川町の近所だったみたいで。
「宮戸川」でも小網町の半七が霊岸島のおじさんのところに行きますが、
小網町も日本橋で霊岸島もすぐ近くみたいですね。
小網町と霊岸島は今度行ってみたいと思ってます。

投稿: たけお | 2009年8月 9日 (日) 11:47

私は『転宅』でおなじみの浜町の出身です。
幼い頃は家の隣が版画家や芸者さんの家。
向かいの家からは三味線の音が聞こえてきたり、
近所に料亭があり、芸者さんを乗せた人力車は普通に走ってました。
新内の流しがいたり、粋な土地で大好きでした。

投稿: ゆり | 2009年8月14日 (金) 23:52

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