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2009年8月 7日 (金)

ゲルネ・エッシェンバッハ

マティアス・ゲルネの最新盤で
シューベルトの歌曲集「美しい水車小屋の娘」
ピアノはクリストフ・エッシェンバッハである。
2008年9月にベルリンのTeldex Studioで収録。
ゲルネはシューベルト歌曲の新しいシリーズをはじめて、
ピアノに関して、第1巻はエリーザベト・レオンスカヤ、
第2巻はヘルムート・ドイッチュとエリック・シュナイダー、
そして今回の第3巻ではエッシェンバッハが登場するという
何とも魅力的な企画となっているが、実は…
第1巻と第2巻はまだ聞いていなくて、
しかしこの第3巻は待ち切れずに先に聞いている。
エッシェンバッハのピアノが聞きたくって!
マティアス・ゲルネは素晴らしい。なんて心地のよい。
ゲルネは以前にエリック・シュナイダーと組んで
すでに「美しい水車小屋の娘」を録音しているのだが、
そちらのときにすでに私のお気に入り盤になっていたので
今回ももちろんのこと、この上なく幸福な時間である。
そしてエッシェンバッハだ!何という自在な表現。
基本はシンプルに繊細な表情を作っているのだけど
曲によっては、ある程度の重みも含ませて、
とにかく緩急自在、変化に富んで、感動的である。
聞いたことのないディテールも次々飛び出してくるし、
シューベルト独特のモノトーンな世界に
光と影の微妙な移ろい、ときには淡い色彩も加えられ、
こんなに見事なピアノは聞いたことがない。

Harmonia mundi HMC 901995

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