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2009年8月23日 (日)

喜多八・雲助 目黒と佃

今日はラジオデイズからダウンロード。
「第22回 九識の会」で収録された二席。
柳家喜多八:目黒のさんま
五街道雲助:佃祭

(2007年10月2日 お江戸日本橋亭)
実はこの録音はずっと聞きたいと思っていたのだが、
こう見えても私は季節感を大切にしていて…笑
「佃祭」は今の季節で夏に聞きたいし、
「目黒のさんま」も先取りでそろそろいいかなと
八月も下旬でいよいよ聞いている。

まずは殿下の「目黒のさんま」から。
お馴染みの食通ネタのマクラからたっぷり面白くって、
殿下の殿様、武士の描写はいつも最高なんだけど
目黒の田舎でさんまを食べるところが…
青空の下で空気もきれいにさんまを焼く香りが漂ってくる。
風光明媚な景色にさんまの色と匂い、音も聞こえてくる…
「目黒のさんま」は有名だけど、やっぱりいい噺!
この日のトリは雲助師匠の「佃祭」。
雲助師匠で聞くと登場人物はみんな美男美女!
暑い夏の夜、祭りの余韻がこちらに伝わってくるようで
音だけで聞いているのに情景が頭の中に広がって、
雲助師匠のこういう噺は本当に魅力的だ。
言葉使い、言葉の選び方がすごくきれいで
それで噺が格調高く聞こえるし、
江戸っ子の荒っぽさも粋な切れ味に心地よく。
庶民的に親しみのある語りももちろんいいのだけど
雲助師匠はやっぱり独特の美意識、透明感がある。

そして恒例の落語随談。山本進さんと本田久作さん。
「目黒のさんま」について、すごく興味深い。
大きく三つの型があるそうで、そのうちの二つは
現在ではほとんど演じられていないそうなのだが、
山本先生もお勧めのその演じられなくなってしまった型が
説明を聞いてみると面白い!私も聞いてみたい。
殿様が誰か?というのもあるのだけど、それはいいとして
帰城した後、殿はさんまが食べたくて食べたくて…
どういう経緯でさんまに再会できるか…そこが違ってくる。

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