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2009年9月26日 (土)

カラヤンの1960年代 11

1960年代のカラヤンとベルリンフィルはDGに
シベリウスの第4番から第7番の4曲の交響曲を録音している。
現在では「トゥオネラの白鳥」と交響詩「タピオラ」を加えて、
2枚組CDとなっているが、今日と明日で聞きたいと思う。
交響曲 第4番(1965年2月26,27日、5月12日)
「トゥオネラの白鳥」(1965年9月18-21日)
交響曲 第5番(1965年2月22-24日)
まずは交響曲第4番だが、シベリウスの交響曲の中でも
難解というか…とにかく姿を捉えにくい作品だと思うのだけど、
それは最初の印象でこれが好きになったらたまらない。
実は私はこの第4番が圧倒的に好きである。
カラヤンの演奏は1976年の再録音(EMI)の方を先に聞いたのだが、
交響曲第4番はカラヤンに向くのか?非常に名演である。
とても北欧的とは思えない重厚な響きを追求して、
しかしその何かとてつもない深刻さや重圧感はすさまじく、
とにかく感動的なのである。カラヤンの厳しい姿勢が作品に合う。
1965年のこの演奏の方が、素直にエネルギーは発散傾向にあるような…
しかしベルリンフィルの緻密な演奏はさすがとしかいいようがなく、
この時点でカラヤンは作品もオーケストラも完璧に掌握できているのだと。
交響曲第5番は明るく牧歌的な作品でここでの演奏も楽しめる。
でもちょっとカラヤンは大袈裟な感じか?もう少し引き締まっている方が…
ベルリンフィルの輝きに満ちたサウンドはすごいのだけど!

DG 457 748-2

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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