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2009年9月 7日 (月)

ロイヤル・オペラハウス 2008/2009

ロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場で上演された
フンパーディンクの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
コリン・デイヴィスの指揮で2008年12月12,16日の収録。
演出はモーシュ・レゼールとパトリス・コーリエによる。
BShiで放送されたものを録画して聞いている。
ワーグナー好きの私には「ヘンゼルとグレーテル」はたまらなく…
楽しくって楽しくって、とにかく大好きな作品である。
子供も喜んで、そして大人が観ても夢の世界に。
コリン・デイヴィスの指揮はゆったりと穏やかな演奏で
もうちょっときびきびした方が、わかりやすい気もするのだけど
美しく歌って、表情づくりは洗練された細やかさもあり、
さすがに巨匠の芸風で角が取れている。
しかし幕が開くとアンゲリカ・キルヒシュラーガーのヘンゼル、
ディアナ・ダムラウのグレーテルとこのふたりが最高!
続いて登場が母親(ゲルトルート)のエリザベス・コネルで
さらに父親(ペーター)がトマス・アレン、何と豪華な配役!
そして第3幕ではアニヤ・シリヤの魔女が激しい!
第2幕、ヘンゼルとグレーテルは森の中で深い眠りに落ちる。
夢の中で天使たちはふたりの元に父と母を連れてきてくれて
きれいに包まれた豪勢なプレゼントをくれる。
リボンをほどいて、梱包用の紙を一枚一枚出していくと
中からサンドイッチが出てくるという…
ふたりにとっては食べ物が何よりもの贈り物。
飢えに苦しむ子供たちというテーマがあるのだが、
毎回ちょっと考えさせられてしまう。
苦しい中にも元気に振舞うふたり。
第3幕では魔女をオーブンに叩き込んで
ヘンゼルとグレーテルのそのはじけっぷりも笑える。
最後に子供たちは勝利し、自由を獲得するという
「ヘンゼルとグレーテル」は実に感動的な作品だ。

DVDR122

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