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2009年9月17日 (木)

パーヴォ・ベルグルンド 3

パーヴォ・ベルグルンドの指揮によるブラームスの交響曲全集。
ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏で今日は交響曲第3番と第4番。
2000年5月11-14日バーデン・バーデンにおけるライブ録音である。
第3番は元々からコンパクトな印象もある作品なので
この全集では最もコンセプトに合っているのではないかと聞きはじめるけれど
それが意外と重い響きに仕上がっていて、予想通りにならないところが面白い。
もちろんきびきびとした動きで解釈の鋭さはベルグルンドならではの感性である。
ブラームスは第1番も第2番もいいのだけど、名演だと第3番が光り出す。
そして第4番に進んで、むしろこちらの方が…個性が出やすいというか、
集中力と緊張感、独特の厳しさが音楽に浸透して、感動的なのである。
透明感ある響きで…演奏は室内楽的な緻密さだが、
ブラームスの複雑な書法がひとつずつ明瞭に解き明かされていく。
そういえば…ピリオド解釈については、あまり気にならず、
ここまで来るとブラームスの音楽の成熟、深まりが圧倒的であり、
表面的効果のような奏法の問題はもはや関係ないということか。

ONDINE ODE 990-2T

「パーヴォ・ベルグルンド」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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