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2009年10月 2日 (金)

レナード・バーンスタイン 1

久しぶりにバーンスタインを振り返ってみたいと思う。
もう昔だけど…私は中学生の頃はバーンスタインが大好きだった。
というのは、その頃はまだバーンスタインは絶好調の頃で
夏冬にFMで放送されるウィーンフィルの定期演奏会というと
カラヤンとバーンスタインは番組の目玉であり、夢中になったものだ。
しかし実は、本当のことを書くと…その後、クライバーにはまってしまい、
あの急速なテンポ感に憧れを感じると…バーンスタインは遅すぎる。
晩年のカラヤンもそうだし、当時のジュリーニのスローテンポは格別だが、
私もまだ青かったので…あの遅さには耐えられなくなってしまった。
しかしその後、時間もたって、チェリビダッケの演奏を聞くようになって、
私もずいぶん変わり…今ならばバーンスタインも受け止められそうな気がする。
今日はウィーンフィルを指揮した演奏でブラームスの交響曲第1番。
1981年10月1-10日 ウィーン楽友協会でのライブ録音である。
このブラームスのCDが、私の買ったはじめてのバーンスタイン。
ゆっくりと濃厚に歌い上げるところ、かなり引っ張る表現が目立つが、
ここではそれほど遅くはなくて、つまりはメリハリかもしれないけれど、
特に後半、バーンスタイン独特の燃え上がるようなブラームスである。
音楽への想いを率直に形にする人なので、個性的なデフォルメも多いし、
バーンスタイン流の創り込みはいつも気になるのだが、
でも今日のピリオド解釈における演奏形態の変化を思えば、
バーンスタインはまだ、ずっと普通の仕上がりだし、当時のスタイルだなと。
このブラームスは名演として有名だが、ウィーンフィルの魅力も大きいと思う。

DG F35G 21009

「レナード・バーンスタイン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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