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2009年10月30日 (金)

バイエルン放送交響楽団2006/2007

バイエルン放送交響楽団の自主制作ライブシリーズで
マリス・ヤンソンスの指揮によるマーラーの交響曲第7番。
2007年3月8,9日、ミュンヘンのガスタイクでのライブ録音である。
ヤンソンスのマーラーは今回も洗練された表現で
透明感あふれる音色が魅力であり、そうした要求に応えて
バイエルン放送交響楽団もシャープで明瞭な響きは絶好調である。
とにかく素晴らしい仕上がりでこの録音が手に入ったのは喜びだ。
しかし何の不満もないのだが、といって…もうひとつ心に来るものがない。
この演奏を実際に会場で聞けたなら、どんなに感動的であろう。
こういった演奏って、CDになってしまうと何か拍子抜けしてしまうような…
というか…CD制作上の仕上がりがよすぎて、ライブ独特の緊張感、
会場の興奮…そういうものが伝わってこないということか?
ヤンソンス自身があまり熱い音楽を目指していないので、
ファンもヤンソンスにはそういうものを期待していないのだけど、
それだから…こういうマーラー像が鳴り響いてくるし、
間違いなく理想の完成なのだけど、微妙なところで違う…
ライブ盤なのだから、あまりきれいに整えなくてもいいと思うのだが。
ロイヤル・コンセルトヘボウと分担する形になるのだろうけれど
ぜひバイエルン放送によるこのシリーズでマーラーの続編を期待したい。

BR KLASSIK 403571900101

「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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