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2009年10月29日 (木)

メトロポリタン歌劇場2007/2008

BShiで放送されたメトロポリタン歌劇場のライブから
ブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」
ドナルド・ラニクルズの指揮、演出はジョン・ドイルである。
(2008年3月15日 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場)
今日は後半で第2幕と第3幕を聞いている。
舞台はすべて統一して黒を基調とする壁が背景に立っている。
焦がした杉板張りのような仕上がりで漁村のイメージでもあると思う。
各場面で必要とするスペースに応じて、その壁が移動する。
窓や扉が様々に用意されており、そちらも各場で多様に開閉し、
壁はピーター・グライムズを拒絶し、抑圧しているのであり、
そして窓からは常に群衆によって監視されているのである。
第3幕の後半へと追いつめられていくピーター・グライムズだが、
アンソニー・ディーン・グリフィの透明な声と緊迫した演技が素晴らしい。
それに対してパトリシア・ラセットによるエレンに
グライムズの孤立を包み込むような優しさが感じられるのである。
今回の番組案内役はナタリー・デッセイで
合唱指揮のドナルド・パルンボとの対話の中で
合唱も主役のように重要って語っているが
まさにそう感じられる後半の清らかさは感動的だ。
やはりブリテンの音楽が最高!それに尽きるのかも。

DVDR134/135

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