« 可楽・歌丸・木久扇・金馬 | トップページ | メトロポリタン歌劇場2007/2008 »

2009年10月20日 (火)

メトロポリタン歌劇場2007/2008

BShiで放送されたメトロポリタン歌劇場のライブから
プッチーニの歌劇「マノン・レスコー」
ジェームズ・レヴァインの指揮、演出はジーナ・ラピンスキー。
(2008年 2月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場)
マノン・レスコーをカリタ・マッティラが歌っていたり、
レヴァインの指揮や注目すべきところはたくさんあるのだが、
舞台も衣裳も古風で装飾的で保守的な演出であり、
視覚的にはあまり興味がわかないのが残念。
プッチーニの音楽も歌も魅力的なのはもちろんで
その点では喜んで聞いているのだが…
今回の案内役はルネ・フレミングで
第1幕が閉じて、カリタ・マッティラにインタビューするところ
ふたりのトークは絶好調で面白すぎる。さすがフレミング!
興奮気味のマッティラが衣装そのままでヨガを披露するのにはびっくり。
横でフレミングが「カリタ、ダメよ!」って顔をして…かなり焦っている。
第2幕の後には、マエストロ・レヴァインが登場で
「今日はきれいだね!」ってフレミングを褒めるシーンも。
本当にルネ・フレミングは歌っていなくても素敵な人だ!
第1幕は田舎的な庶民の空気がそのままだし、
第2幕の貴族趣味はさらに敬遠したい感じで
やはりいま観るのなら物語の読み替えは必要だし、解釈が重要である。
後半に行くほど、舞台がシンプルになっていて、特に第4幕だけど
マノンとデ・グリューの二人だけに集中するという狙いもあるのか?
それは演出上の効果というよりもプッチーニがそう創り上げたのである。
それにしてもプッチーニの音楽は美しくて、やはりときどき聞かないと!
レヴァインの指揮はさすがに細やかで繊細な表現はあまりに見事!
最近の傾向でよくありがちな輪郭をクリアにしすぎることもないし、
もっと自然に柔らかい音色が広がるのだが、同時に雄弁でもある。

DVDR130/131

「ジェームズ・レヴァイン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

|

« 可楽・歌丸・木久扇・金馬 | トップページ | メトロポリタン歌劇場2007/2008 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/46539995

この記事へのトラックバック一覧です: メトロポリタン歌劇場2007/2008:

« 可楽・歌丸・木久扇・金馬 | トップページ | メトロポリタン歌劇場2007/2008 »