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2009年10月 4日 (日)

ミラノ・スカラ座 2008/2009

20091004a

ミラノ・スカラ座のホームページより
ヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」第3幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

昨日に続いて、ミラノ・スカラ座2008/2009シーズンの開幕公演。
2008年12月7日に上演されたヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」
ダニエレ・ガッティの指揮、演出はステファヌ・ブロンシュウェグ。
BS2で放送されたものを録画して、その後半で第3幕と第4幕。
私はワーグナー好きなので…ヴェルディだとずいぶん違うなって思うのだが、
「ドン・カルロ」のこの作品に漂う色合いというか、悲劇が生み出す独特の空気、
運命に翻弄され…その不条理とむなしさ、ヴェルディの最大のテーマだと思うのだが、
ガッティの指揮もますます雄弁で、さすがにミラノ・スカラ座は素晴らしい。

20091004b

第3幕第1場はフィリッポ2世のフェルッチョ・フルラネットが活躍。
フィリッポ2世のモノローグに続いて、この場面で共演しているのは、
大審問官のアナトーリ・コチェルガ。動きなく、静かではあるが緊迫の場面。
そして次の場面では、「宝石箱が盗まれた」とエリザベッタが登場。
フィリッポ2世は、エリザベッタにドン・カルロとの仲を責め立て、
音楽も激しさを増して、ヴェルディの重厚な響きとともに感動的である。

20091004c

ドン・カルロとエリザベッタは死して、天上で愛を成就させることを誓い、
先代のカルロ5世の墓の前に倒れる。第4幕もフィナーレである。
「ドン・カルロ」は物語も音楽も親しみやすいような内容ではないが、
それゆえに深く心動かされるものがある。ヴェルディの傑作である。

DVDR127/128

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