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2009年11月 1日 (日)

黒門亭で文左衛門・才賀・駿菊

今日は夜、日暮里で馬石さんなので
その前に黒門亭で聞いてから行こうと思っていたのだが、
第1部に文左衛門さんが出演なので、朝から黒門町へ。
黒門亭委員会新副委員長の金八さんが緑君さんと
早くからはりきって会場の準備。
番頭を務める金八さんは何度か見ているけれど
あの働きっぷりのよさがいつも気持ちいい。

第1部 新黒門亭委員長・新副委員長が登場!
柳家緑君:饅頭恐い
柳家初花:黄金の大黒
三遊亭金八:だくだく
橘家文左衛門:千早ふる
橘家蔵之助:幇間腹


今日の前座さんは緑君さんで第1部は「饅頭恐い」。
この噺は落語の定番だけど、なぜか私はあまり出会わない。
お客が笑って、会場の温度が上がってくると
緑君さんものってくるみたいで、後半は快調に
饅頭を食べまくって、いきいきしていた。
11月1日の第1部「新黒門亭委員会披露」で
初花(しょっぱな)さんが「黄金の大黒」というおめでたい一席。
と行きたいところだけど…マクラで「メイド喫茶」ならぬ「執事喫茶」の話。
奥さんに連れて行かれたそうで、そのレポートは面白すぎ。
初花さんは結構不思議ワールドなんだけど、
私はすっかり慣れてしまったので、心地よく聞いてしまった。
シンプルにまとめて、大黒様が恵比寿様を迎えに行くサゲまで。
続いて金八さん。おめでたい後には泥棒の登場で「だくだく」。
泥棒の噺はいろいろあるけど、「だくだく」もあまり出会わない。
というのでは、ちょっと得した気分。新鮮な気持ちで聞けるから。
しかしモノがないから絵で済まそうという発想もいかにも落語的で
それを盗みに入るドジな泥棒というのも何というのどかさか。
仲入り後、文左衛門さん登場!待ってました!「千早ふる」
私がはじめて文左衛門さんを聞いたのが「千早ふる」で
それで一発で好きになったので久しぶりに聞けてうれしい。
師匠の「千早ふる」は何度聞いても最高に面白い。
ここで改めて聞いてみるとこの「千早ふる」はすごい~
「千早ふる」をここまで化けさせちゃうのも師匠のなせる業。
大関「竜田川」つながりで歌武蔵さんが登場してきて「UFJ」。
これ!これ!久しぶりに聞けて、私の中では大興奮。
今日は聞けてよかった…という、大満足。
トリは黒門亭新委員長の蔵之助師匠。
マクラで国籍不明の外国人に間違えられるとのこと…
蔵之助師匠の目が鳩山総理に似ているって、私の中では。
ということは外国人というより宇宙人!
お馴染みの「幇間腹」だけど、私が聞いたことあるのと
細かいところがいろいろ違っていて、橘家の型なのか?
こちらも新鮮に楽しく聞けた。面白い。
でも蔵之助師匠のはみ出さないできっちりなところも好き。

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第2部
柳家緑君:真田小僧
林家のん平:道具屋
桂才賀:松山鏡
古今亭駿菊:庚申待

第2部の前座さんも緑君さんで今度は「真田小僧」。
子供の定番マクラなので「桃太郎」かと思ったら、
お茶を入れるとお父つぁんの手伝いをはじめて、びっくり!
緑君さん、ネタが増えてるんじゃないのかな?
続いてのん平師匠。与太郎が登場!
お父つぁんとのやり取りではじまったので「近日息子」来ないかな!
って、期待したのだが、それは小噺で、おじさんに変わってしまい…
「道具屋」であった。でも真打ちで聞く「道具屋」もすごくよくって。
「短刀を見せい!…木刀ですから」はなかったけれど…私的には残念。
でも鉄砲が「値はいくらであるか?音はズド~ん」のサゲまで。
続いて才賀師匠。私は才賀師匠のピリ辛の雰囲気が大好きで
今日は「松山鏡」だ!田舎ののんびりした印象の中に
才賀師匠が独特の表情づくりで面白い!すごくいい!
奥さんが鏡に映っている自分の顔を見て(鏡というものを知らない)、
「こんな不細工な女!」って繰り返すところ、面白くって最高!
今日のトリは駿菊さんの「庚申待」。珍しい噺。はじめて。
場面転換が多くて、これは面白い噺かも。地味なんだけどいい噺。
旅籠に宿泊のお侍様が出てくるので、「庚申侍」と間違えそうだが、
集会のようなものを催すことを「待ち」というそうで
それで「庚申待」だそうである。という解説を
第2部のお手伝いに来ていた朝太さんが教えてくれた。
ありがとうございました。

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