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2009年12月14日 (月)

シュトゥットガルト放送2007/2008

ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団による
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」と序曲「謝肉祭」
2008年7月9-11日の演奏会ライブである。
もちろんノリントンはドヴォルザークでもピリオド解釈、
聞いたことのないような仕上がりの演奏である。
ノン・ヴィブラートによる消える前に次の音へと引き継ぐ流れは、
非常に滑らかな表現を創りだしていて、その点は心地よい。
でも感想としては、音はかなり淡白で乾いた印象もあり、
民族色はさらに素朴に響いていく傾向は興味深くもある。
通常オーケストラのロマンティックな表現が、
いかにドヴォルザークの音楽を濃厚に色彩的に演出しているか
ということが、改めて認識されるのである。
ノリントンはアルノンクールなどと同じく…
いわゆるかつての名演奏が作り上げてきた作品のイメージ、
こうあるべきというような先入観には左右されない…
全く新しい目でスコアに取り組んで、新鮮さを生み出そうと…
しかし結果的には中性的な響きが生まれてきて…
私などには少々捉えにくいところもある。
アメリカ的なモダンな方向性でもなく、
まさにチェコ的ともいえる土着な表現でもなく…
私はノリントンが大好きでその取り組みはすべてが興味深いのだが、
しかしさすがにドヴォルザークだと…いまのところまだ慣れていない。
序曲「謝肉祭」は活気あふれる鮮やかな演奏でかなりいい!

Hanssler CD 93.251

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