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2010年2月 9日 (火)

ウィーンフィル2003/2004

ウィーンフィル2003/2004シーズンの第3回定期演奏会。
2003年11月2日にウィーン楽友協会から生中継されたものである。
少し前にバイロイト音楽祭2009の「トリスタンのイゾルデ」で
ペーター・シュナイダーの指揮を堪能したが、さらにさらに聞きたいと
ウィーンフィルの指揮台に登場した際の録音を出してみた。
当初はウォルフガング・サヴァリッシュが指揮する予定だったのだが、
体調を崩してしまって、キャンセルになってしまい、
代役としてペーター・シュナイダーが出演したのである。
ウィーン国立歌劇場の方では、お馴染みの存在なので
そのときもきっとウィーンでオペラを指揮していたのだろうけれど
当然ウィーンフィルのメンバーとも気心知れているので
定期演奏会への出演を要請ということになったに違いない。
R.シュトラウスの歌劇「カプリッチョ」から月光の音楽
ワーグナーのヴェーゼンドンクの5つの詩
ハンス・ウェルナー・ヘンツェの編曲による演奏である。
メゾ・ソプラノ独唱はマリヤナ・リポヴシェク。
そして後半はブラームスの交響曲第4番。
まさにウィーンフィルのR.シュトラウスであり…そしてブラームスだ。
このオーケストラの音色を最大限に引き出している。
ワーグナーに関しては、これは完全にヘンツェの音楽で
編成は比較的小さいのか?極めて繊細な響きである。
特にブラームスの交響曲では、ペーター・シュナイダーは
何にも特別なことはない…まさにスタンダードな解釈だけど
実にしなやかに…音楽に滑らかな流れを追求していて
渋いながらもこれぞ上質の響き!感動的である。
肩の力が抜けて…この自然体の表現、これぞ職人芸である。

CDR566

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2曲とも文句のつけようのない内容であり、座右に置いていつまでも味わいたい演奏になっている。 [続きを読む]

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