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2010年2月28日 (日)

バイロイト音楽祭2009

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第3幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
今日は第3幕の後半を準備中で昨日に続き第4場までを聞いている。
「マイスタージンガー」はワルターとエヴァの恋愛を中心に物語が進行して
それを見守り、自分の愛は諦め、ふたりを祝福するザックスが
本当の意味での主人公であるといわれているが、
同時に各場面において、いちいちちょっかいを出して
道化役者を演じてしまうベックメッサーも陰の主役であると…
カタリーナ・ワーグナーによるこの演出では、特に重要な役柄で
第3幕では前衛アーティストに目覚めてしまうという展開である。
第3幕第3場で再登場してくるといきなり喜劇役者のような服装で
第2幕最後の乱闘シーンで頭でも打ったのか?
第3幕では壊れてしまったのではないか…という印象もあるが。

20100228b

第3幕第5場の歌合戦で盗作を歌う場面ではTシャツ姿で。
歌も音痴というよりは…「これはもう現代音楽である」というのが
カタリーナ・ワーグナーの解釈なのである。非常に面白い。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月27日 (土)

バイロイト音楽祭2009

20100227

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第3幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
今日は第3幕の前半で第4場の途中までを聞いている。
画像は第2場におけるワルターだが、第2場と第4場で
クラウス・フロリアン・フォークトの美しい歌が聞けてうれしい。
アラン・タイタスのザックスもローベルト・ホルの雰囲気に近くて、
私的には親しみあるのだが、でも何となく…2008年までの
フランツ・ハヴラタもよかったなって今となっては思い出すのである。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月26日 (金)

バイロイト音楽祭2009

20100226

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第2幕第6場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
第3幕の前半を準備中だが、今日も第2幕を聞いている。
もうちょっと第2幕を聞いていたい…という思いがあるのだが、
今週は体調が悪くて…しんどくて…進まないのである。
第2幕第6場のこの写真ははじめて見るが、何だろう…
ベックメッサーのセレナードを採点するザックスは
タイプライターでカチャカチャ音をさせるのだが、
機械は写っていないし、後ろにはワルターがいて…
右の幽霊みたいのは何だろう…という。夜警?

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月25日 (木)

バイロイト音楽祭2009

20100225

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第2幕第6場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
今日は第2幕を聞いている。私は第2幕が一番好きかもしれない。
2009年からハンス・ザックスの役がアラン・タイタスに変わっている。
2007年と2008年はフランツ・ハヴラタが歌っていたが、
カタリーナ・ワーグナーの演出意図による前半の自由奔放なザックス、
この辺をフランツ・ハヴラタの歌は独特な印象を生み出していたような。
その点では、アラン・タイタスのザックスは録音で聞くかぎり…
いわゆるどっしりとした重厚な親方のイメージで普通に戻ったような…
アラン・タイタスは2004年までのウォータンで、久しぶりの復帰はうれしい!
ベックメッサーに関してもミヒャエル・フォレからアドリアン・エレードに変更。
こちらも演出の意図では、堅く真面目なお役人のベックメッサーが
第3幕でいきなり前衛アーティストに化けるというものだが、
ミヒャエル・フォレの歌からはその辺がよく伝わってきていた。
この第2幕でアドリアン・エレードの歌を聞くと素晴らしい歌声にうっとり。
写真はそのふたりが登場している第2幕第6場だが、
ベックメッサーもカッコよくて…これが第3幕でどうなってしまうのか?に期待。

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2010年2月24日 (水)

バイロイト音楽祭2009

20100224

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第1幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
今日も第1幕を聞いているが…体調が悪くて、
あまり集中もできていなくて…特に新しい発見もなく。
写真は第1幕第3場でワルターとベックメッサーの対決シーンのような。
暴れん坊のワルターと冷静で落ち着いているベックメッサーの対比。
もちろんカタリーナ・ワーグナーによるこの演出における話だけど。
「マイスタージンガー」は2009年からかなり配役が変わっているが、
ザックスのアラン・タイタスとベックメッサーのアドリアン・エレードは注目で
録音でも2008年までと大きく印象が変わっているが、
その辺は第2幕で特に顕著になってくるので…改めてそちらで。

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2010年2月23日 (火)

バイロイト音楽祭2009

20100223

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第1幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
咳と喉の痛みで…体調を崩してしまって、
夜は少し起きたので…第1幕を聞きはじめてみた。
じっくり鑑賞して、詳しく感想を書くほど元気がないのだけど…
写真は第1幕第3場で右にいるのはベックメッサーではないかと。
2009年からアドリアン・エレードが歌っている。注目!

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2010年2月22日 (月)

バイロイト音楽祭2009

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第1幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音で
指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、演出はカタリーナ・ワーグナー。
第1幕をパソコンに取り込み、ただ今編集中である。
実は昨日から咳が出て…のどが痛くなり…はかどっていない。
写真は第1幕第1場でワルターのクラウス・フロリアン・フォークトだが、
こうして見ると本当に型破りなはじけちゃってるところが笑える。
録音で聞く分には美しい歌声で本当に素晴らしいのだが…

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2010年2月21日 (日)

柳家小満ん「盃の殿様」

小満ん師匠の録音をラジオデイズからダウンロード。
「時そば」「盃の殿様」(2008年2月2日 コア石響)
これらの録音は楽しみに取ってあったのだけど、
「時そば」はこの時期!ということで…季節感は大切で
今日はまたちょっと寒くなってしまったが、ついに鑑賞。
私は師匠の「時そば」は聞いたことがないのだが、
定席ではお馴染みのようで評判な話はよく聞く。
ちょっと粗っぽい職人風な江戸っ子口調が魅力的。
そして「盃の殿様」だが、これは圓生ネタである。
父が六代目圓生の録音をもっていて、
聞いていたので「盃の殿様」は知っていたが、
なかなか粋な噺は面白い。廓噺でも…ここでは
大名のお遊びであり、小満ん師匠独特の吉原世界もいいけれど
やはりここでの聞きものは、何ともかわいらしい殿様だ。
三百里も離れたお国元から江戸へ盃のやり取りをする場面は
こんなことがあったのかわからないけれど…粋の極みですごい!
落語ならではのとてつもないホラ話なのかもしれないが…感動!

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2010年2月20日 (土)

横浜の風景から 85

今日は泉区和泉町へ和泉川沿いの散歩に出掛けた。

20100220a

スタート地点は瀬谷区宮沢から泉区和泉町へ入る
神奈中バスの「柳明」というバス停の横にある庚申塔。
ここはよく通るので前からチェックしていたのだが、
珍しい最近作られた真新しい庚申塔である。
壊れてしまって、作り直されたのだろうとは思っていたが
平成17年2月24日に交通事故で破損したために
同年7月17日に新たに造られたそうである。

20100220b

柳明から近くを通る新幹線に向かって細い道を歩く。
お地蔵様があった。きちんと小屋の中に祀られている。
住所でいうとこの近くに双体道祖神がある…
という情報を見つけていたのだが、
かなり歩き回ったのだけど、ついに見つからず…
どこかへ移転されてしまったのか?
それとも情報にあった住所が間違えているのか?

20100220c

三家集落にある日枝神社である。
ここもよく通るし、神社にも何度か来ているが、
二年ぐらい前から神社のまわりが工事中で
上和泉橋の架け替え工事だそうである。
早く元通りに戻ってくれるといいのだが。

20100220d

三家集落から農村風景の細い道を歩いて行き
長閑な空気がたまらないのだが、馬頭観世音を見つけた。
まわりに人家もないので…道祖神も庚申塔もなく…
あるのは馬頭観世音のみである。

20100220e1

相模鉄道のいずみ野駅周辺の住宅地に出てきて
その外れにある八幡神社。これが立派な神社だ。

20100220e2

八幡神社の横には、庚申塔が三基あった。
私的には右の文字塔が何となく好きで…
左の文字塔には「庚申供養塔」と刻まれている。

20100220f

またしばらく歩いて、石仏など、何の発見もなく…
結局人が住んでいなかったところには何にもないのだ。
住宅地に近づいていき、森に囲まれた正法寺。
何とも地域の素朴なお寺である。

20100220g

こちらも馬頭観世音。出征軍馬ハチク号と刻まれており、
どういうものなのか?戦争中の話だろうか?
それとももっと歴史上の話で名馬がこの辺で出たとか?

20100220h

今日の終点で佐婆神社。ここで折り返す。
もう少し先には泉区役所などもあり、
社殿の後ろに映っているのはいずみ野線だが
ここは相鉄いずみ中央駅の近くである。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月19日 (金)

ベルリンフィル2002/2003

ベルリンフィル2002/2003シーズンから
ピエール・ブーレーズの指揮による演奏会。
2003年1月31日にベルリン・フィルハーモニーで収録。
今日は後半のプログラムを聞いている。
ラヴェルの組曲「クープランの墓」とヴァレーズの「アメリカ」。
1990年代にブーレーズがオーケストラの指揮台に立つ機会が増えて
「クープランの墓」はずっと頻繁に取り上げてきていて、
よほどブーレーズの好きな作品なのだろうと思うのだけど
私もまた大好きなので、ベルリンフィルで聞けるのはうれしいことである。
そしてヴァレーズの「アメリカ」だが、ここではサイレンのない版を採用。
私的にはサイレンがある方が、強烈な印象は面白いのだが、
一方ではサイレンの音に気を取られて、音楽そのものへの意識、
集中が散漫になるということはあるので、ブーレーズとしては
ヴァレーズの音楽の本質をよりストレートに聞かせたいという点では
こちらの方が効果的なのかもしれない。
サイレンの音がなくても非常に興味深く、真剣に聞けて、
その強大な音響には圧倒されるので、
その辺はブーレーズの作品への深い理解、
ベルリンフィルの名演なのであり、これは貴重な録音だ。

CDR569/570

「ピエール・ブーレーズ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月18日 (木)

ベルリンフィル2002/2003

ベルリンフィル2002/2003シーズンから
ピエール・ブーレーズの指揮による演奏会。
2003年1月31日にベルリン・フィルハーモニーで収録。
今日はその前半プログラムを聞いている。
ドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」にはじまって
バルトークのピアノ協奏曲第2番である。
ピアノ独奏はレイフ・オヴェ・アンスネス。
ブーレーズによるバルトークのピアノ協奏曲集で
第2番はアンスネスの独奏、ベルリンフィルで録音されているが、
同じ時期ながらライブではなく、2003年2月の収録となっているので
この演奏会の後にスタジオ収録されたようである。
私がアンスネス好きなのって、明瞭なバランス感覚で
常に透明な美しさが保たれている…そこに魅力を感じるのだが、
でもこうした作品では、もう少し熱い部分を欲する人もいるだろう。
シャープに造形を構築していく部分はブーレーズの目指す音楽と合致して
でもここでは、それがデジタル的に無機質な印象を生むのではなく、
常に音楽が躍動して、どの部分をとっても豊かな表情が感じられるので
バルトークも実に親しみの存在であり、楽しい時間である。
前半のドビュッシーもそうだが、ブーレーズのアプローチもかなり柔軟で
ベルリンフィルの音色も色彩的な印象である。
もっとクールにドライな仕上がりになるかと思ったが、
ある程度は解放する部分もあって、エネルギーも外向きに放射だ。

CDR569/570

「ピエール・ブーレーズ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月17日 (水)

ベルリンフィル2002/2003

ベルリンフィル2002/2003シーズンから
ピエール・ブーレーズの指揮による演奏会。
ドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」、
レイフ・オヴェ・アンスネスの独奏で
バルトークのピアノ協奏曲第2番。
後半はラヴェルの組曲「クープランの墓」、
ヴァレーズの「アメリカ」というプログラム。
2003年1月31日にベルリン・フィルハーモニーで収録。
今日は音をパソコンに取り込んで、ただ今編集中。
ブーレーズは放送録音もたいへんに多いが、
この同じ時期の音源を多数集めてあるので
これから順番に聞いていきたいと思う。
ウィーンフィルに関しては、ザルツブルク・モーツァルト週間2003、
そして夏のザルツブルク音楽祭2003の録音。
時期はその中間になるが、ルツェルン・イースター音楽祭2003と
直後の日本公演でグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団との演奏。

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「ピエール・ブーレーズ」に関する記述はホームページにもございます
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2010年2月16日 (火)

ルツェルン音楽祭2009

ルツェルン音楽祭2009から
ピエール・ブーレーズの指揮による
ルツェルン音楽祭アカデミー管弦楽団の演奏会。
ドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」にはじまり、
ブーレーズの「ノタシオン」と「レポン」。
「遊戯」と「ノタシオン」が2009年9月10日、
「レポン」は9月3日にルツェルン文化会議センターで収録。
BS2で録画して映像付きで聞いている。
その前にブーレーズのインタビュー映像が。
「音楽終わりなき道」と題した藤倉大さんとの対話である。
京都賞の思想・芸術部門の受賞で昨年11月に来日した際のもの。
ブーレーズの言葉が実に興味深い。夢中になって見てしまった。
後半の演奏会もブーレーズの作品解説付きで…この番組は
コンサートよりもピエール・ブーレーズの特集であったことがわかる。
「レポン」はCDもあるが、作品の性格上…
やはりこうして映像で見る方がより効果的ではないかと。
でも本当は会場に行かないといけないのだろう。

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「ピエール・ブーレーズ」に関する記述はホームページにもございます
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2010年2月15日 (月)

バイロイト音楽祭2009

20100215

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の指揮者
セバスティアン・ヴァイグレの写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
7月26日の公演で、全体を通して一度聞いてみている。
各場の位置を確認しつつ、編集作業の準備ということで。
改めてじっくり聞くので、ネタはとっておいた方が…
今はあまり書かない方がいいのだが、
セバスティアン・ヴァイグレの指揮が、やはりちょっと痩せた音。
カタリーナ・ワーグナーの演出といろいろ狙いもあるのかもしれないが、
録音で聞いているという点では…あともう少し…という。
でも「マイスタージンガー」の音楽は本当に素晴らしくて、
何度聞いても楽しくて、私は好きなんだな~という。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
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2010年2月14日 (日)

ルツェルン音楽祭2009

ルツェルン音楽祭2009から
クラウディオ・アバドの指揮による
ルツェルン祝祭管弦楽団の演奏会。
恒例となっているマーラー・プログラム。
リュッケルトの詩による5つの歌曲と交響曲第4番。
独唱はマグダレーナ・コジェナーである。
2009年8月21,22日にルツェルン文化会議センターで収録。
BShiで録画して映像付きで聞いている。
以前にベルリンフィルとの交響曲第4番のCDが出たときに
マーラー演奏の究極だと…その緻密さには圧倒されたのだが、
ここでのルツェルン祝祭管弦楽団でも
メンバー全員がお互いの音を聞き合って演奏する
というのは、創設時からの基本コンセプトであり、
響きのコントロールは、毎回ながらすごいのである。
そしてこの作品に独特な豊かな歌謡性であるが、
細かい表情作りと歌に関しては、より自由度が増しているようで
何とも心地よい…極上の音楽だ。まさに幸福の極み。
いや!忘れてはいけない…第2楽章の悪魔の要素は刺激的で。
終楽章の天国の音楽でのマグダレーナ・コジェナーの出演も贅沢である。
これ以上の何を望むのだろうか…

DVDR159

「クラウディオ・アバド」に関する記述はホームページにもございます
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2010年2月13日 (土)

菊之丞・志ん輔・雲助

今日はNHK「真打ち競演」からの三席を聞いている。
昨年10月に収録された…菊之丞さんは千葉県八千代市にて
そして志ん輔師匠と雲助師匠は北海道雄武町での録音である。

古今亭菊之丞:幾代餅
古今亭志ん輔:宿屋の富
五街道雲助:お見立て


菊之丞さんは上手い!お客の心をつかむその魅力はさすがで
でも23分で「幾代餅」というのは、ちょっとさすがに時間不足か…
後半の清蔵さんと幾代大夫のやり取りで
職人と花魁の口調が混ざってしまっているのは、残念…
時間に余裕があれば、後半さらに感動が増したはずなのだけど
噺の山場でここ!というところで時間に追いつめられた印象なのだが。
志ん輔師匠の「宿屋の富」も25分に詰め込みで
最初にラジオで聞いたときは、テンポ速いな…
もっとじっくり聞きたいな…一方通行だな…と思ったのだが、
でもこちらは逆に後になってじっくり聞くといいのである。
さすがに志ん輔師匠の魅力だな~という。
湯島天神境内の場面で会場がかなり盛り上がっているので
きっと視覚的にも魅力の高座だったのだろうと
その点ではラジオは残念だ。どんなだったのかな…
雲助師匠はお馴染みの「お見立て」を
余裕をもってたっぷり演じていて、こちらは最高!
杢兵衛大尽の派手な田舎っぷりもラジオには効果的で!
面白いし、楽しいし、喜瀬川花魁、喜助、お大尽の演じ分けも
場面が次々に展開していく情景が音だけでも目に浮かぶ。
志ん輔・雲助が来る!なんて、北海道雄武町がうらやましい。

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2010年2月12日 (金)

ベートーヴェン音楽祭2009

ボン・ベートーヴェン音楽祭2009から
パーヴォ・ヤルヴィの指揮による
ドイツ・カンマーフィルハーモニーの演奏会。
音楽祭ではベートーヴェンの交響曲が全曲演奏されるそうで
放送されたのはその中の第3夜の模様であり
交響曲第6番「田園」と交響曲第7番
2009年9月11日にボンのベートーヴェン・ホールで収録。
BShiで録画して映像付きで聞いている。
パーヴォ・ヤルヴィは素晴らしい!すべてを絶賛したい。
音色はモダン楽器だが、奏法にはピリオド解釈を取り入れ、
基本はシャープで非常に流れのいい快適な演奏。
あらゆる細やかな表情にまで緻密に考え抜かれており
それは同時に心のこもった親しみある音楽で
私はとにかく楽しくて仕方がない。こういう演奏が好き!
この映像…奏者の真剣な表情や楽器がアップで映し出され
カッコいいのだが、カラヤンの映像を思い出すのだけど。
でも映像の効果に頼らなくてもこの音は圧倒的感動である。

DVDR158

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2010年2月11日 (木)

ウィーンフィル2003/2004

ウィーンフィル2003/2004シーズンの第4回定期演奏会。
2003年12月14日にウィーン楽友協会から生中継されたときの録音。
マリス・ヤンソンスの指揮で今日はその後半プログラムを聞いている。
ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)である。
前半に演奏されたメンデルスゾーンの序曲とシューマンの交響曲では、
ヤンソンスの指揮は非常に引き締まったシャープな仕上がりだったのだが、
「展覧会の絵」では、それを一気に開放したかのような壮大な演奏に感動する。
ヤンソンスはロシア的な濃厚さを追求して、重量級の響きが印象的であり、
その点ではラヴェルよりというよりもあくまでもムソルグスキーの音楽である。
ウィーンフィルの「展覧会の絵」って、意外に珍しいのだが、これは名演だ。

CDR567/568

「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
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2010年2月10日 (水)

ウィーンフィル2003/2004

ウィーンフィル2003/2004シーズンの第4回定期演奏会。
2003年12月14日にウィーン楽友協会から生中継されたものである。
ペーター・シュナイダーの指揮による第3回に続いて、
今日は第4回定期演奏会で指揮はマリス・ヤンソンス。
メンデルスゾーンの序曲「ルイ・ブラス」、シューマンの交響曲第2番、
そして後半はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)。
プログラムの前半を聞いていて、「展覧会の絵」はまた明日。
ペーター・シュナイダーは自然体で角のとれた音作りだが、
ヤンソンスだとやはりずいぶん違っていて、スタイリッシュに
引き締まった響きで…テキパキと明解!実にカッコいい。
これはどちらが良い悪いではなく、違うからこそ興味尽きないのであり、
音楽の素晴らしさ、奥行きの深さなのである。
でもどちらもウィーンフィルの特色は存分に引き出されていて、
その辺はさすがとしかいいようのない…何ともいえない満足感。

CDR567/568

「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
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2010年2月 9日 (火)

ウィーンフィル2003/2004

ウィーンフィル2003/2004シーズンの第3回定期演奏会。
2003年11月2日にウィーン楽友協会から生中継されたものである。
少し前にバイロイト音楽祭2009の「トリスタンのイゾルデ」で
ペーター・シュナイダーの指揮を堪能したが、さらにさらに聞きたいと
ウィーンフィルの指揮台に登場した際の録音を出してみた。
当初はウォルフガング・サヴァリッシュが指揮する予定だったのだが、
体調を崩してしまって、キャンセルになってしまい、
代役としてペーター・シュナイダーが出演したのである。
ウィーン国立歌劇場の方では、お馴染みの存在なので
そのときもきっとウィーンでオペラを指揮していたのだろうけれど
当然ウィーンフィルのメンバーとも気心知れているので
定期演奏会への出演を要請ということになったに違いない。
R.シュトラウスの歌劇「カプリッチョ」から月光の音楽
ワーグナーのヴェーゼンドンクの5つの詩
ハンス・ウェルナー・ヘンツェの編曲による演奏である。
メゾ・ソプラノ独唱はマリヤナ・リポヴシェク。
そして後半はブラームスの交響曲第4番。
まさにウィーンフィルのR.シュトラウスであり…そしてブラームスだ。
このオーケストラの音色を最大限に引き出している。
ワーグナーに関しては、これは完全にヘンツェの音楽で
編成は比較的小さいのか?極めて繊細な響きである。
特にブラームスの交響曲では、ペーター・シュナイダーは
何にも特別なことはない…まさにスタンダードな解釈だけど
実にしなやかに…音楽に滑らかな流れを追求していて
渋いながらもこれぞ上質の響き!感動的である。
肩の力が抜けて…この自然体の表現、これぞ職人芸である。

CDR566

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2010年2月 8日 (月)

サンクトペテルブルク白夜祭2008

サンクトペテルブルクの白夜祭2008から
ストラヴィンスキーの「火の鳥」「春の祭典」「結婚」という
三作品のバレエ上演の映像である。BS2で録画したもの。
ワレリー・ゲルギエフの指揮でマリインスキー劇場管弦楽団。
バレエはマリインスキー劇場バレエ団。
2008年6月にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で収録。
正直なところ、バレエは興味ないので…音楽中心の鑑賞で
普段と違うのは、舞台があるということ。視覚的にも理解は深まり…
でも「春の祭典」などは、バレエの足音が入っているので
それがまた迫力につながってくるような…かなり面白い。
「火の鳥」におけるゲルギエフの指揮は実にしなやかで
「春の祭典」も…以前に比べ、洗練されているように感じられるが、
でもやはりゲルギエフの「春の祭典」は独特な表情があり、
音楽が加速する場面でのその勢いというのは、刺激的である。
複雑なリズム処理についてもより整理されており、
明瞭な響き、透明度は増してきているようだ。

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2010年2月 7日 (日)

黒門亭で駿菊・駒三・志ん輔

今日は大好きな志ん輔師匠を聞きに朝から黒門亭へ。
一方ではじめて聞けるのが駒次さんと駒三師匠、
そして第二部に登場の仲蔵師匠というお三方。
実は第二部のトリで志ん輔師匠の「お直し」が
あまりに素晴らしくて…感動して
その前のことが…記憶がすっかり飛んでしまった。
思い出してみます。今日の一日を落語で振り返って。

第1部
林家しん歩:子ほめ
古今亭駒次:禁酒番屋
古今亭駿菊:おかめ団子
林家のん平:花筏
金原亭駒三:干物箱


二ツ目で人気の駒次さん。上手いという話はよく聞く。
なるほどな~声も通るし、芝居っ気もあるし、実力者だ!
「禁酒番屋」というネタ的には、番屋のお役人が吟味するたびに
酒に酔って…グズグズに崩れていくというところ
しっかりできているのだけど、駒次さんは姿がいいので…
最後まできっちりしているという…これから時間が経って
もっとベテランの力の抜けてきた駒次さんでまた聞いてみたいなという。
駿菊さんが「江戸で有名なおかめ団子由来の一席」。はじめて聞いた。
これがいい噺。いつも珍しい噺を聞かせてくれてうれしい。
年老いた母親への息子の親孝行を描いた噺で…こういった人情噺には、
噺の展開に無理があるよ!といいたくなるけれど、素晴らしい!
知らない噺を聞いた新鮮さもあるけれど、第1部では最も印象に残っている。
のん平師匠が「花筏」。今日はメガネなしでの登場で…あれ?
何か「古典をやるぞ!」と気合が入っているのかな?と
実際にすごくよかったのだ。軽い提灯屋さんと重々しい相撲の親方。
そのやり取りが豊かに描き出されていて、「花筏」も面白い!
第1部のトリは駒三師匠の「干物箱」。こちらも楽しいお噺。
しっかりと聞かせてくださるので、安心して楽しんでいたのだけど
「干物箱」というのは何となく軽いようなイメージがあったのだが、
今日は描写も細かくて…充実感があって、長大なストーリーに感じられた。
やはり演者によって噺の印象も全く変わってくるので、そこが聞きどころ。

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第2部
林家しん歩:初天神
橘家仲蔵:長屋の花見
夢月亭清麿:モテたい
古今亭志ん輔:お直し

仲蔵師匠が「長屋の花見」で…季節の先取り!
早くも花見で春が来たようだ。外は極寒な一日だったのだけど。
清麿師匠はいつもながらの新作で…面白い噺を聞かせてくれた。
さすがにストーリーがよく練られている。完成度が高い!
独特の空気がたまらないものがあり…今日の噺はいいかも!
定年も近いお父さんの哀愁の漂う姿も絶品だし…
熟年夫婦のいたわり合うやり取りでほろっとさせた後、
ズバッと切れ味よくオチる…展開も自然だし、これは傑作。
そして今日のトリは志ん輔師匠。待ってました!
男女の噺で舞台は吉原。花魁がお茶をひいちゃう…
もしや…来た!「お直し」である。聞けた!
志ん生さんの録音をもっているのだけど、これが難しい。
吉原の世界も知らないのに…ここではその中でも最も下級であるという
「けころ宿」が舞台である。当時は線香で時間を計り、
新しい線香に切り替えて…延長することを「お直し」といったそうな…
その辺は知識として頭に入っているのだけど
今日は実演に接すれば、理解も深まる。それも志ん輔師匠である!
吉原を出ることができた…花魁と若い衆の夫婦であるが、
亭主が博打に手を出し、追い詰められ…破滅していく。何とも悲しく辛い。
おかみさんはまともな暮らしを望むが…結局外では生きられないのだ。
「けころ」まで落ちていき…そこで夫婦の愛情がにじみ出てくるのだけど
志ん輔師匠が見事で…とにかく感動!じっくり聞かせるし…
表情の豊かな演技力の点では、見せてくれるのである。
50分にも及ぶ長講の一席…これは私の宝物になった。

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2010年2月 6日 (土)

木久蔵・歌武蔵・鯉昇

NHK第1放送の「落語らいぶ2009」からの録音をCD化。
「第6回 落語らいぶ2009」で収録された
林家木久蔵「六尺棒」、三遊亭歌武蔵「天災」、瀧川鯉昇「宿屋の富」
三席とも面白い。中でも歌武蔵さんが爆笑だ。私的にはお気に入り。
二代目の木久蔵さんだけど…よくみんないろんなことを言っているが…
ここでの「六尺棒」のような…軽やかに聞かせる噺では
木久蔵さん自身が若旦那で…道楽の若旦那はそのままで行けるのか?
なかなかいいのである。素直に聞けば…そのままに楽しい一席。
歌武蔵さんがすごくいい。「天災」は面白い噺だけど、これはお見事!
スケールの大きい語りなのだが、八五郎のまくしたてる早口と
紅羅坊奈丸先生のゆったりとしたテンポ感の対比が素晴らしい。
歌武蔵さんの大きな体を想像しても…どんな感じなのかって興味ある。
今日のトリは鯉昇師匠の「宿屋の富」。こちらはじっくり聞かせてもらった。
さすがに味わいがある。でも前半の大金持ちネタのホラ話だが、
春風亭の型なのか?鯉昇オリジナルか?ちょっとあまりに大袈裟すぎて
ここまでだとわざとらしい。バカっ話なのだけど…度が過ぎるとちょっと…
騙されている宿屋の主もただのバカになってしまって…情けない。
その点では、古今亭の型の方が、イメージしやすい範囲でいいような。
でも「宿屋の富」って好きな噺である。頭の中に情景が広がり…

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横浜の風景から 84

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瀬谷区宮沢4丁目の「宮沢六道の辻」は
以前にもここで取り上げているが、
今日は地蔵菩薩坐像と道標の写真。
六本の道がここで交わっているのだが
瀬谷区役所の説明を読んでみると
仏教でいう「六道の辻」というのは、
地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上の別れ道で
地蔵尊がその道を示して下さると
当時の農民はこの地に終生末代の安楽を願ったそうである。

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六道の辻のすぐ近くなのだが、こうして写真に撮ると
まるで高原のような…八ヶ岳山麓か…北海道みたいな…
ここは横浜なのである。農家が芝生を育てている。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年2月 5日 (金)

ホロヴィッツ ベルリン・コンサート

晩年のホロヴィッツによるベルリンでのリサイタル。
1986年5月18日にベルリンのフィルハーモニーでのライブ録音。
スカルラッティのソナタにはじまり、シューマンのクライスレリアーナ、
リストのウィーンの夜会(シューベルトのワルツ・カプリスによる)、
ラフマニノフの前奏曲、スクリャービンの練習曲、
リストの巡礼の年第2年「イタリア」からペトラルカのソネット第104番、
ショパンのマズルカ、そして英雄ポロネーズというプログラム。
アンコールは「トロイメライ」、リストの忘れられたワルツ第2番、
そしてモシュコフスキーの「花火」というホロヴィッツが好んだ作品ばかり!
素晴らしい!感動的だ。ライブならではの独特の空気に興奮する。
私はホロヴィッツのクライスレリアーナが大好きで
それは1969年のも1985年のも…どちらもお気に入りなのだが、
特に晩年の演奏では、情熱の爆発と狂気迫る緊迫感、
その壮絶さには圧倒され、ここでの演奏でも同じ体験ができるのである。
体も小さいし、高齢のホロヴィッツなのに…どうしたらこんなパワーが!
ラフマニノフとスクリャービンのリラックスした響きも独特だし、
一方で英雄ポロネーズの若々しい力のみなぎった迫力にふれても
後半に向かって、ホロヴィッツの演奏が高揚してくるのが伝わってくる。
いつものことではあるが、アンコールの小品集も絶品で
特に私はリストの忘れられたワルツに夢中になってしまった。
モシュコフスキーの「花火」では、会場は異常な興奮状態で
でもそれはわかるわかる!という…これは偉大な記録だ。

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2010年2月 4日 (木)

ウィーンフィル来日公演2008

2008年9月のウィーンフィル来日公演。
リッカルド・ムーティの指揮である。
ロッシーニの「セミラーミデ」序曲にはじまり、
ストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」~ディヴェルティメント。
後半はチャイコフスキーの交響曲第5番。
アンコールにヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「マリアの思い出」。
2008年9月23日にサントリーホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
さすが!としかいいようのない何から何までもが完璧な満足度。
ムーティの鋭く…鮮やかな切れ味は、圧倒的な統率力を示し、
ウィーンフィル独特の音色は華やかに香り立つようで…
ムーティとウィーンフィルのこの一体感というのは、
ごく自然体でありながら、不思議なほどの相乗効果であり、
昔からよくいわれているけれど…この両者の相性のよさというのは、
ここでの演奏で納得せずにはいられない…極上の音楽体験である。
カラヤンやベームの時代からウィーンフィルは度々来日しているが、
この2008年のムーティとの演奏は、ひとつの極致であると
圧倒され…感動して、喜び、楽しみ、興奮し、最高であった。

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2010年2月 3日 (水)

フランクフルト放送交響楽団

2008年6月のフランクフルト放送交響楽団の来日公演。
パーヴォ・ヤルヴィの指揮でブルックナーの交響曲第7番。
2008年6月3日にサントリーホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
パーヴォ・ヤルヴィは素晴らしい!大ファンである。
この4日後の横浜みなとみらいホールでのブラームスを聞きに行った。
そのときに最新盤のブルックナー第7番のCDにサインをしてもらって、
パーヴォ・ヤルヴィのこの曲はCDでも聞いているので
その魅力はよく心得ているが、東京でのライブも感動的である。
あまり考えこまない…純粋に美しさを追求した透明感のある演奏で
パーヴォ・ヤルヴィは緻密に精妙に細やかな表現を積み上げていくのだが、
決して折衷的にはならない…造形におけるバランスと平衡感覚、
センスのある人で、これこそが才能!最大の武器であると感じられる。
極めて健康的なブルックナーは、少々明るすぎる気もするけれど
私は好きであり、パーヴォ・ヤルヴィの登場によって
フランクフルト放送交響楽団は現在最も注目すべき存在となった。

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2010年2月 2日 (火)

ロシア・ナショナル管弦楽団

昨年7月のロシア・ナショナル管弦楽団の来日公演。
ミハイル・プレトニョフの指揮でベートーヴェン・プログラムである。
交響曲第7番と第5番でアンコールにはバッハを演奏。
管弦楽組曲第3番からアリアをレオポルド・ストコフスキーの編曲で。
2009年7月9日にサントリーホールで収録されたものを
BShiで録画して映像付きで聞いている。
プレトニョフの指揮は「変なベートーヴェン」として知られているが
既成概念にとらわれない…独自の解釈を創り上げているからであり、
しかし少々スコア無視のところも見受けられるのが賛否両論なのだけど
ディテールをクローズアップしないといられないのはピアニスト的な方向性で
全体としては嫌いでないけれど…特徴的に作りこまれているところで
それがあまり面白く感じられないのに不満が残る。
プレトニョフはピアノを弾いているときも爽快感が漂うが
オーケストラから引き出す響きも軽く…薄っぺらいのである。
明るい音色で輝きの躍動感は魅力だが、心地よさもあるけれど
ドイツの深い底から響いてくる精神の音楽とは全く異質なものだ。
ピアニストとしてのプレトニョフは、私は好きなのだけど…
指揮者としては…かなりの物足りなさを感じるのは事実で…
この手のベートーヴェンは繰り返し聞きたいとは思わない。
表面的なもので終わっているので…もっと踏み込んでもらわないと。

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2010年2月 1日 (月)

ニューイヤーコンサート2010

今年も早いものでもう一ヶ月が過ぎてしまった。
今日は2月1日なので…ちょっとひと月前に戻ってみようと
元日に行われたウィーンフィルのニューイヤーコンサートである。
今年の指揮者は巨匠ジョルジュ・プレートル。
2008年に続いてなので、その辺の人選にはちょっと不満があるのだが、
でもウィーンフィルを指揮するプレートルは最高に魅力的なので
聞いてみるとやっぱりいいのだ…何という幸福な響き。
2008年よりも今年の方が断然いいと思う。
というのは、プレートルならではの濃厚な表情付けが聞けるのだ。
「こうもり」序曲ではじまるというのもうれしいし、第2部のスタートは
オットー・ニコライの「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲で
選曲でも私は大喜びである。何て楽しいのだろう。
世界中がこの音楽に酔いしれたのだ!やっぱりウィーンフィル!
気は早いが、来年の指揮者に目を向ければ、
待ちに待ったフランツ・ウェルザー・メストが登場。
ついに!である。楽しみだ。また盛り上がるだろう。

DECCA 478 2113

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