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2010年3月31日 (水)

エクサン・プロバンス音楽祭2009

エクサン・プロバンス音楽祭2009から
サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルによる
ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」(第2幕)
6月28,30日、7月9日にプロバンス大劇場で収録。
今月BShiで放送された映像である。
演出・美術・映像はステファヌ・ブロンシュウェグ。
第2幕の前奏曲から第1場は、眠りの中のハーゲンに
アルベリヒが姿を現し、独特の不気味な場面だが、
ラトルの音作りは深く…そして鋭い響きで感動的だ。
暗い響きは夜明けを迎え、第2場へと進み
ジークフリートが登場すると音色は一気に明るさが増して
この辺の場面転換は実に見事。ラトルはさすが!
そして第3場で合唱が加わり、音楽には活力がみなぎって
この展開の鮮やかさには、ラトル特有の個性が感じられる。
収録の関係かもしれないが、ジークフリートのベン・ヘップナーと
グンターのゲルト・グロホウスキがどうも声量不足の印象で
一方でオーケストラは緊張感に満ちた響きである。
ブリュンヒルデにとってのジークフリートの裏切りが発覚する
第4場の後半から復讐を誓う第5場へと再び暗く沈むが…
ラトルの指揮は細かい表情付けにまで冴えわたる。

DVDR164/165/166

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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