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2010年4月 7日 (水)

レナード・バーンスタイン 12

バーンスタイン指揮ニューヨークフィルによる
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」
1986年8月16日にニューヨークの
エイヴァリー・フィッシャー・ホールで収録。
晩年のバーンスタインの特徴をよく示した演奏ではないか。
「悲愴」といえば43分から46分ほどが一般的なところを
バーンスタインは58分をかけて丁寧に聞かせている。
どうやったら15分も長くなるのか…というのは、
ゆっくりのところは極限まで遅く、
そして間の取り方だが、音のない空白のところで
実に独特な呼吸が感じられるのであり、
休止符がいかに音楽に重要な役割をするか…
集中力とその緊張感は見事である。
また繊細な表現で何とも美しい歌を聞かせているので
その辺もこの演奏の魅力であることは間違いない。
特に終楽章は感動的であり、強い想いが伝わってくる。
とにかく全体に最も遅いテンポによる演奏なのだが、
それで長く感じられることはないし、これぞ名演。
バーンスタインの個性あふれる創造性に満ちた音楽である。

DG F35G 20084

「レナード・バーンスタイン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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