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2010年4月 9日 (金)

落語につぶやき 13~樟脳玉

ネット上で聞ける六代目圓生さんの録音から「樟脳玉」。
「樟脳玉」というお噺は非常に珍しいのではないかと…
私は一度だけ実演で聞いたことがあって、
「柳家小満んの会」で小満ん師匠が演じてくださった。

八五郎と兄貴分の間に悪い相談がまとまって…
長屋のねじ兵衛さんのところのおかみさんが亡くなり、
幽霊を出して、仏様は気が残って成仏できないと
着物や金を寺に納めさせて、それを横取りしようという。
幽霊の出し方は「不動坊」に似ているが、
兄貴の助言で夜に火の玉を飛ばして…
長太郎玉(樟脳玉)に火をつけると熱くなく燃えるという。
面白いのは、おかみさんの着物を寺に納めようと選ぶところで
一枚一枚の着物に思い出があって、惚気話がはじまるという。
昔、お屋敷に奉公に上がっていたというおかみさんは、
持っている着物類も上質なものが多いそうで
その種類のひとつひとつが説明されるのだが、
着物のことはわからないという…その辺が噺の難しさで
いまの世の中には馴染みにくいのかな…という。
「樟脳玉」は三遊亭圓朝作だそうである。

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