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2010年6月21日 (月)

イーヴォ・ポゴレリチ 1

ポゴレリチの最初の頃の録音で1981年9月に収録された
ベートーヴェンのピアノソナタ ハ短調 作品111と
シューマンの交響的練習曲 作品13、トッカータ 作品7。
そして後半にはデビュー盤となった1981年2月収録のショパン・アルバムより
夜想曲 変ホ長調 作品55-2、練習曲 作品10-8、10-10、25-6。
若き日のポゴレリチだが、まさに天才である。何という可能性に満ちた創造性。
精妙なディテールを追求していく中でここまでデジタル的になる必要があるのか?
交響的練習曲などは、複雑な音構成を完全に解体するところからはじまっており、
いかにも特殊にそのマニア度といったらたまらないものがあるが、
しかしその圧倒的な個性と若さみなぎる輝きは替えがたい。
ショパン・コンクールの選曲と同じそうだけど…練習曲が最高!
ポゴレリチ以外には絶対に考えられない新鮮な響きが聞こえてくるのである。

DG 00289 477 8618

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