« アルバン・ベルク四重奏団 1 | トップページ | 今日の風景から~鍋島松涛公園 »

2010年6月18日 (金)

ウォルフガング・リーム 1974-1976

ウォルフガング・リームの作品をエルネスト・ブール指揮
バーデン・バーデン、フライブルクの南西ドイツ放送交響楽団で
オーケストラのための副次輪郭(1974/1975)は1976年10月15-19日、
迫る光~ヴァイオリンとオーケストラのための(1975/1976)は
ヤーノシュ・ネージェシの独奏で1977年3月30日の録音。
そして後半にジェルジ・リゲティの「ロンターノ(1967)」
同じくエルネスト・ブール指揮南西ドイツ放送交響楽団で
1967年10月の録音である。感動的だ!素晴らしい。
リームの作品が圧倒的に面白い。かなりの迫ってくる大音響で
騒音的な方向性を示しつつ…同時に楽しめる音楽であることも事実で
この辺のバランス…というよりは混在して…複雑を極める混沌なのであり、
リームの天才的な才能は現代音楽ファンの心をつかんで放さないのである。
そして20世紀前衛音楽の古典ともなりつつあるリゲティの「ロンターノ」。
これぞ騒音音楽の代表だが、不協和音の集合体は不思議な一体感、
調和を生み出すのであり、美しい輝きは神の存在をも感じさせる…
エルネスト・ブールの指揮が完璧な音響構成を創造し、
こんなにも気持ちの晴れる不協和音というのも実に謎だけど…
確認はできないのだが、時期的に…ドナウ・エッシゲン音楽祭における
初演の際の録音かもしれない。それにしては完成されている。

CDR604

|

« アルバン・ベルク四重奏団 1 | トップページ | 今日の風景から~鍋島松涛公園 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/48664272

この記事へのトラックバック一覧です: ウォルフガング・リーム 1974-1976:

« アルバン・ベルク四重奏団 1 | トップページ | 今日の風景から~鍋島松涛公園 »