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2010年6月 2日 (水)

圓生百席 「松葉屋瀬川(下)」

昨日に続いて六代目圓生師匠の「松葉屋瀬川」。
圓生百席から今日はその(下)を聞いている。
堅物の若旦那が花魁との出会いですっかりさばけてしまって…
という点では「明烏」のようでもあり、廓噺で花魁というと
悪が多くて、男は騙され専門という…そういう中で
心のきれいな感動的な結末というと「幾代餅」があるけれど
この「松葉屋瀬川」という噺は、長編もののまるで映画のような
落語の中でも最高傑作のひとつであると思うのである。
瀬川の元へ通い続けたことで勘当になってしまった善治郎だが、
今度はその瀬川が善次郎のために命をかけて尽くすという。
後半の雪の情景が美しい「雪の瀬川」だが、
圓生師匠はひょうきんな感じに楽しい印象である。
しかし瀬川の駕籠が到着すると一気に空気が引き締まり…
この力強い描写はやはり名人圓生の芸の極みか!

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