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2010年7月17日 (土)

落語につぶやき 37~睨み返し

今日はネット上にある小三治師匠の「睨み返し」。
季節外れのネタなのだけど…大晦日の噺である。
「睨み返し」って、演目は知っているけれど、
まだ実演では出会ったことがない。
今年11月の小満んの会(横浜)でネタ出しになっているので
ちょっと予習するには早かったのだけど、面白い噺である。
大晦日の掛取り風景は、いろいろな噺があるけれど
「掛取り万歳」とか「狂歌家主」とか、これらは内容的に重なっていて、
今日の「睨み返し」の前半で…「勘定もらうまでは動かない」
「五分だって後へ引く男じゃねえ~」…江戸っ子だなあ!
「勘定渡さねえうちは帰さなえ~」「一分だって後へ引かねえんだから」
結局…あきらめて…取りっぱくれて、受け取りまで取り上げられて…
ここは「掛取り万歳」の一場面にもなっているけれど…
後半には「睨み返し」の「借金の言い訳」屋さんが登場して、
こっちに関しては、五代目小さん師匠の録音で
「言訳座頭」という噺を聞いたことがあって、
ストーリー展開は似ているような。とにかく面白い。
年末の追いつめられた風景は他人事でない…たいへんなのだけど
でも必死になって真剣な人間というのは、その光景は
落語では大そう笑えるのである。この噺は気にいった!

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