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2010年7月23日 (金)

落語につぶやき 41~もう半分

毎日、暑くて暑くて…さすがにきつい…
夏の噺を聞いて、できれば涼みたいのだけど、
怪談といえば怪談なのだが…お馴染みの「もう半分」。
私がはじめて聞いたのは五代目今輔さんだったのだが、
その後、志ん生、馬生、…、いろんな録音を聞いたけど、
やはり最初に聞いた衝撃というのは大きい。
もう半分のじいさんの描き方…酒屋の夫婦の印象、
ここでの酒屋のおかみさんは極悪なので有名だが、
噺家によって、いろいろ仕上がりが変わってきて興味は尽きない。
一番すごかったのが、雲助師匠の型で(五代目正蔵の速記による)…
酒屋のおやじがもう半分のじいさんを殺して、川に突き落とす。
今日はネット上にある小三治師匠の「もう半分」を聞いている。
マクラというか…最初に人物の説明で…もう半分のじいさんが
とにかくみすぼらしい、継ぎ接ぎだらけの汚い着物、
そこから入っていくので、独特の苦しいような主役である。
役作りの強烈さで…落語の情景が鮮やかに浮かび上がる。
もう半分、もう半分…と意地汚く繰り返す。何とも気味の悪い。
かわいそうな人なのだけど、酒に飲まれるのがいけない。

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