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2010年7月18日 (日)

小ゑん・喜多八 試作品

黒門亭がはねて、17時近かったのだけど
続いての「試作品」の列ができていた。
すぐに並んで、開場を待つ。

柳家小ゑん:青菜
柳家喜多八:夕涼み
柳家小ゑん:牡丹灯籠42.195km
柳家喜多八:鈴ふり~仏の遊び


小ゑん師匠が登場。
東京の夏の暑さに関するマクラから…科学的に解明!
蜀山人にも勝る見事な狂歌で夏の涼しさ、暑さ…が披露され、
「ご精が出ますな…」って、来た!「青菜」だ!
これがよかったのだ。面白すぎ。「義経にしておけ」の刺激的なこと。
小ゑん師匠は新作のイメージがあるけれど、古典も本当に魅力的!
いつもは新作で楽しませてもらっているが、
たまに古典でこういう特大ホームランが出るので、
ますますファンになってしまう。今日の「青菜」は忘れられない。
続いて殿下が、ネタはくっ付くのだけど…ここはあえて!というので
橋の欄干から川に浮かぶ屋形船の粋な遊びを上から野次る。
家に戻って、おかみさんと稽古して、その粋を真似ようとするのだけど…
というのが、くっ付くのだが、これ…何という噺?はじめて聞く。
仲入りのときにわかったのだが、「夕涼み」という噺だそうだ。
元は上方の「遊山船」で江戸に移されて「夕涼み」となったとのこと。
後半、小ゑん師匠の二席目。怪談噺の前座幽霊のマクラから
もしや…と「牡丹灯籠42.195km」である。来た!
実は先月も聞いたのだけど、頭に入っているのだが
これが面白い。ハッピ・バースデイ・ツーユー(お露さん)。
トリは殿下で…あれっ!「鈴ふり」。下ネタだ~
この噺だって、志ん生さんの録音でしか聞いたことないから…
珍品である。殿下も「志ん生師匠のは面白いです」って。
坊さんつながりで…そのまま…吉原通いの生臭坊主が登場で
檀家からのお布施をもって、今日も吉原へ遊びに行こうとすると
阿弥陀様が喋り出し、自分も連れて行け!と…聞いたことない噺。
これが面白かった。奇想天外のストーリーは圧倒的で
殿下が演ると…戒律を守らない坊さんの不真面目さが笑えて笑えて…
同じく何という噺?となったのだが、「仏の遊び」だそうである。
なるほど!本田久作さんの作品。会場にもいらしていたので
帰りに聞いてみたのだが、そうだった!面白かったです!
はじめての噺が聞けて、新鮮さもあったし、今日は楽しかった。

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