« 落語につぶやき 37~睨み返し | トップページ | 小ゑん・喜多八 試作品 »

2010年7月18日 (日)

黒門亭で金八・志ん輔・志ん馬

今日は第2部限定ということにした。
志ん輔師匠が聞きたくって、確実に入れるように。
第1部は菊之丞・花緑で予想通りの早朝からの行列、
10時半に札止めという恐ろしい展開だったそうで
私の方はというと…お昼に御徒町に来て、
アメ横で「炙りトロサーモン丼」を食べた後、
のんびり黒門町へ出掛けて、一番に到着。

第2部 夏の噺特集
林家扇:真田小僧
三遊亭金八:たがや
古今亭志ん輔:酢豆腐
古今亭志ん馬:唐茄子屋政談

開口一番は扇さんで「真田小僧」をやります!と宣言で
よかったですよ!度胸もありそうだし、上達している!
金八さんは「たがや」。まさに季節の噺だけど
地噺風というか…各場面の合間にいろいろ挟んでいく…
独特な印象に工夫されていた。キャラにぴったり。
た~まや~…~…~ジュッ。いい声!
志ん輔師匠が登場。私は大好き!素敵な師匠!
「酢豆腐」は登場人物が多いし、場面もどんどん変わって
聞かせどころの多い魅力的な噺である。こちらも今の季節だし。
いかにして糠味噌樽をかきまわさせるか!という半ちゃんの一幕と
さらにキザな伊勢屋の若旦那の一幕がまた強烈で
志ん輔師匠の若旦那はこうなっちゃうんだ~という最高!絶品。
腐った豆腐の臭ってくる感じと口に入れたときのその壮絶さ!
あまりにもリアルで…聞いていて、噺に入り込み過ぎるのは危険!
トリは志ん馬師匠で「唐茄子屋政談」。
前半の若旦那勘当からおじさん夫婦とのやり取り、
通りで親切な人が唐茄子を売ってくれ…そこから
中間の吉原田んぼでの売り声の練習、
そして後半の誓願寺店での貧しい親子を助ける場面
完全な通し口演は貴重なチャンス!長講である。
かなりの長丁場になってくるのだけど…
でも後半のお腹をすかせた男の子に握り飯を与えるところ
長屋の衆と力を合わせて…家主をとっちめる!
この場面はすごくよかった。やはりいい噺だな。
人情噺の代表作に何度聞いても感動的である。
若旦那が急成長して、たくましくなっちゃうところがうれしい。
道楽を極めて、世間のわからないどうしようもない人間だったのだけど
心の優しい…自分は二の次に人のために尽くすところは
なかなかできることではない…徳さんは真のヒーローである。

|

« 落語につぶやき 37~睨み返し | トップページ | 小ゑん・喜多八 試作品 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/48914474

この記事へのトラックバック一覧です: 黒門亭で金八・志ん輔・志ん馬:

« 落語につぶやき 37~睨み返し | トップページ | 小ゑん・喜多八 試作品 »