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2010年8月18日 (水)

チューリヒ・トーンハレ2009/2010

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズで、今日は第9番を聞いている。
(2009年9月28日-10月1日 チューリヒ・トーンハレで収録)
第1番から順番に熱心に聞いてきたジンマンのマーラーだが、
ついに第9番である。すべて揃ったという達成感があるが、
おそらくこれに続いて第10番も補筆完成版で出るのだろう。
そして大地の歌もぜひとも取り上げてほしいのだが…
この第9番は、私は非常に好きな演奏である。
ジンマンの精妙な音作りによる丁寧なスコア分析が冴えわたり、
じっくり歌い込まれて、比較的ゆったりとしたテンポ設定だが、
明解でスッキリと見通しのよい…すべてがクリアなのである。
この上なく複雑で巨大な情報量があふれ出す作品だが、
ジンマンの造形に対するバランス感覚とセンスのよさは圧倒的だ。
第9番はあらゆる音楽において、最も難解とされているように思うのだけど
こうしてジンマンの演奏を聞いているとそうした感覚は薄れていく気がする。

RCA 88697 72690 2

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