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2010年8月31日 (火)

落語につぶやき 47~五人廻し

今日はさん喬師匠の「五人廻し」を聞いている。
2007年8月11日の鈴本8月中席からの録音。
私がはじめて聞いた「五人廻し」というのは、
小里ん師匠の録音で…その後、実演も聞けたのだが
それでこの噺は、完全に小里ん師匠のイメージなのだけど
さん喬師匠の「五人廻し」は素晴らしい。最高だ!
五人の客の描きわけがあまりにも見事で
それぞれの場面がきれいに展開される。
ここで案内人をしてくれるのが若い衆の喜助だが、
丁寧な言葉使いできちんと接客しているけれど
心の中では、いらいらして…困り果てて…
その辺の心理描写、裏表が聞きどころ。
さん喬師匠の名演はたくさんあるけれど
特にこの「五人廻し」は格別の仕上がりだと思う。

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2010年8月30日 (月)

落語につぶやき 46~妾馬

昨日、さん若さんで聞いてきた「妾馬」。
いいのに出会えると急にその噺が好きになったりするのだけど
今日は「妾馬」「八五郎出世」が聞きたくて…聞きたくて…
実は「妾馬」は、これまで実演ではあまりいいのに出会えなくて…
長いし…くどいし…重いし…と苦手意識があったのだが、
昨日ので見事に克服!という感じである。
まずはさん若さんの師匠であるさん喬師匠の録音。
苦手意識の中でもこのさん喬師匠の録音は大好きだったし…
改めて聞いてみると爽やかな八五郎だ~
殿様はもちろんかなりの天然ボケ。かわいい。笑える。
続いて…「妾馬」の究極だと思うけど、六代目圓生師匠。
やっぱりすごい!とにかく最初から最後まで聞き惚れてしまう。
圓生師匠の録音では、「井戸替え」の場面というのか…
前半部分…殿様がご通行中に…偶然にお鶴を見初めて、
そのときに長屋の衆が井戸替え(掃除)をしているのだけど
大家さんと八五郎が腰入れの支度金をいくらもらえるか?の相談。
圓生師匠の八五郎はかなりヤクザな男でその勢いには圧倒される。
そして後半、お世継ぎ誕生で八五郎がお屋敷に招かれるのだが、
酒を飲んで、相当に酔っ払っている。この辺の芸には感動!
あとご門番さんと田中三太夫さんが訛っていて
赤井御門守様は地方の藩のお殿様なのかな?と。
大工がお侍に出世するというのでおめでたいのだが、
「妾馬」は明るく前向きに元気をくれる噺である。

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2010年8月29日 (日)

横浜の風景から 110~大さん橋より

20100829a

神保町から横浜へ戻ってきて、
夕涼みに大さん橋の国際客船ターミナルへ。
夕日を浴びて、きれいな雲がヘビのように。

20100829b

そして毎回楽しみなみなとみらいの夜景。
日没後の夕焼けが少し残って、辺りが暗くなりはじめた時間。

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柳家さん若!ばっきゃの会

今日はお昼を目指して神保町へ。
落語カフェにて「第4回 柳家さん若!ばっきゃの会」。

柳家さん若:権助提灯
柳家さん若:野晒し
柳家さん若:妾馬

悋気、嫉妬…ときて、「悋気の独楽」かな?と思ったら
「権助提灯」だった。もうそういう季節なんだな。
冬に限定するものではないけれど、秋冬先取りという印象。
さん若さんの権助もかなり強烈で…うぃ~!って雄叫び。
続いて釣りのマクラとくれば…「野晒し」である。
そうそう…競馬のネタも出て、馬に関係したサゲまで。
幇間(たいこ)…太鼓は馬の皮…どこの馬の骨だか…という。
「野晒し」は賑やかで盛り上がる。歌ったり、水かき回したり。
怪談噺のフレーズもところどころで聞けるが笑ってしまう。
仲入り後は「妾馬」。これがよかった!ネタ下しだそうな。
八五郎と三太夫さんのやり取りが面白くて
そこにとんちんかんのお殿様が加わったら、もうたいへん!
ここでさん若さんは、三者の描きわけがきっちりできていて
前半のドタバタが過激なほど…後半の人情噺がいいのである。
というのは、身分の違いでおふくろは初孫を抱くこともできない。
今日はおふくろの分まで子供の顔を見ていくよ…と八五郎。
さんざん雑で乱暴だった兄が、妹のために周囲に頭を下げて回る。
これが縁で…八五郎は名字帯刀を許され、侍にとりたてられるというので
「妾馬」の前半「八五郎出世」は、よく「おめでたい一席」というけれど
今日のさん若さんも清々しい…気持ちの明るくなるひとときだった。
「八五郎出世」って大ネタで…かなりの師匠方が気合いを入れて演じているけれど
正直…ぴたりと気持ちが合わないと…長いし、しんどくって、重かったりもして…
でも今日のさん若さんは、時間を感じさせず(40分ほど?)…
演者と会場の意気もあって、テンポよく展開、非常によかった。

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2010年8月28日 (土)

柳家小ゑん「牡丹灯籠42.195km」

小ゑん師匠の録音をラジオデイズからダウンロード。
私も聞きに行った7月18日の「試作品」から
「青菜」と「牡丹灯籠42.195km」の二席。
この会はすごく楽しくて、充実した内容だったので
こうしてラジオデイズで配信してくれたのはうれしい。
当日も最高に面白かったのだけど、
改めて録音でくり返しくり返し聞いても
何度聞いても笑ってしまうし、最高だ。
今年の夏は、黒門亭とこの「試作品」で
「牡丹灯籠42.195km」は2回聞いたのだけど
夏ならではの新作怪談噺ということで魅力がいっぱい。
そして前半の「青菜」が私はとにかくはまってしまった。
小ゑん師匠の夏のマクラがまた面白くて、
「青菜」って、いい噺だよね~という
夏の終わりには…「青菜」もまもなく聞けなくなってしまう…
なんて思ったらちょっと寂しくなってしまうかも。

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2010年8月27日 (金)

携帯の機種変更

20100827a

久々に携帯を機種変更した。
ちょっと高いのだけど…P-06B。
大切に使っていこうと。
3色あるうちの白を選択。

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いろんな機能が入っているけれど…
せっかくなので使ってみたいと思うのだが、
操作が難しい。結局は主にメールなのだけど。
デザインも気に入っている。

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2010年8月26日 (木)

逗子海岸の花火大会

今日は夕方から逗子の花火大会へ。
JRの逗子駅から海岸まではすぐなのに
人がぞろぞろと…時間のかかったこと。

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砂浜で前は海…何もないので
花火が近い!大きい。立体感がすごい!
これはほんの序の口。

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いろんな色が出る花火が増えているけれど
何となくこうしたシンプルな感じが私は好き。
懐かしいというか…風情があって。
しだいに高さが出てきて、ますます大きく!

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後半の迫力といったらすごかった。
音に圧倒されて、空気の振動が迫ってくる感じ。
そして海から陸へと風が強くて、
煙も来るし、燃えかすの灰が降ってくる。
花火の破片がこちらに飛んでくる。
その度に観客は大歓声!興奮した。
やはり花火の臨場感は会場に行かないと!
楽しかった。8月の終わりにいい思い出。

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2010年8月25日 (水)

「20世紀少年」面白かった!

映画の「20世紀少年」が面白くって
最終章まで一気に観てしまった。
久々に夢中になってしまい…
原作の漫画は読んでいないので映画の感想。

「すべては夢だった…」というオチがよくあるが、
これも子供たちの「夢」であったのではないかと。
ただし夜寝ているときに見る夢ではなく、
30年後の21世紀を迎えるときに…
そしてさらに21世紀になって2015年のときに…
地球はどうなっているのだろう?という幻想。
そのとき自分たちが地球を救うヒーローになる!
子供たちが書き上げた「よげんの書」を通して
彼らの頭の中にある「夢」を覗きこんだにすぎない。
それが証拠に…50年後の2017年に行われる万博で
テーマソングを歌うのは春波夫という演歌歌手。
いかにも子供らしい発想ではないか…
しかし生物兵器を使って、人類は滅亡する…という
子供の考え出すことはときに極めて残酷!
ベトナム戦争と重なるこの時期に
子供たちの恐怖、不安が描き出させたものなのか?
1960年代に生まれ、大阪万博に憧れる子供たち
というと私よりも10年先輩の人たちということなのだが、
いかにも昭和的な風景に郷愁を感じる。
そして2017年の東京は、1969年の東京に回帰するという発想、
この辺は、いま大人になった彼らが、昔を想い…
子供の頃へ帰りたいという願い…それは誰の心にもある…
永遠の憧れなのかもというのを強く感じたのである。

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2010年8月24日 (火)

今日の月は…月齢14.0

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こちらは昨日(8月23日)の夕方の月。
18時35分。南東の空、低い位置に見えた月。
月齢13.0である。少し左が欠けている。

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そして今日(8月24日)の月。
21時32分。南の空高くに見えた月。
月齢14.0。ほぼ真丸に感じるのだが…

明日(8月25日)は月齢15.0の満月である。
月の出は18時18分で…暗くなった頃、東の空に。
みなさん、お月見の夕涼みをお楽しみください。

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2010年8月23日 (月)

シュリンゲンジーフ死去

クリストフ・シュリンゲンジーフが21日にベルリンで死去。
49歳。死因については、報道がない。
新聞記事では、ドイツの映画、舞台監督となっている。
普通にしていたら私などは全く接点のなかった人であろうけど…
シュリンゲンジーフといえば、バイロイト音楽祭における
2004年の新演出「パルジファル」の演出家である。
前衛的監督として知られ、その「パルジファル」では、
賛否両論を巻き起こしたと書いてある。
実際のところは、ほぼすべてが批判だったというような印象。
ドイツのオペラにおけるブーイングというのは華でもあり、
新演出で注目されるというのは、鋭い切り込みがあって、
それが広く社会に対するメッセージ性を含んでいたり…
しかしどうもシュリンゲンジーフの「パルジファル」には、
そうした議論の余地はない…価値なし…との意見も聞かれた。
とにかく内容のないゴミの山の舞台には、吐き気すらおぼえると。
そこで音楽の方で…指揮の巨匠ブーレーズがどういう反応だったのか?
というと…もちろん本音はわからないけれど…
きちんと契約の二年間で全公演をこなした。
演出ともめて下りてしまうこともなかったし、
むしろ協力体制もあったと思うのだけど、その点では
前衛作曲家であるブーレーズは新しいものへは極めて寛容だ。
世の中の批判に立ち向かっていく姿勢、
否定されているものを擁護するのには慣れている。
とりわけ「パルジファル」に関しては、歴史と伝統が重んじられ、
保守的な考え方に支配されている部分があり、
シュリンゲンジーフはそのすべてをぶっ壊したというのが結論。
そこから新しい時代がはじまったということもきっといえると思うのだけど…

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2010年8月22日 (日)

落語につぶやき 45~へっつい幽霊

先日、黒門亭で聞いてきた小金馬師匠の「へっつい幽霊」。
五代目小さん師匠の録音を聞きなおしてみたところ
やはりほぼ同じ型だった。違いはへっついから出てくる幽霊が…
左官の長兵衛で「長」にしか賭けたことがないというのが小金馬師匠。
小さん師匠は左官の半次で「半」にしか賭けたことがない…だった。
柳家と三遊亭がこの型なのか?というのはわからないが、
へっついをもらってきた…ちょっとのことじゃ恐がらない熊さんと
金に気が残って成仏できない幽霊とのやり取りが重点的に描かれている。
シンプルながら、幽霊との駆け引き、博打にいたる情景は凝縮された印象。
私が最初に聞いた三代目の桂三木助師匠の録音では、
乱暴者の熊さんと同じ長屋にいる勘当の若旦那(銀ちゃん)が出てきて、
もらったへっついをふたりで運んだり、そこでへっついの角を壊して、
「幽霊の卵!」なんて、お金も幽霊も出てくるのである。
こちらの方が登場人物も多様で…時間の経過もあるし、長いストーリー。
というのは、熊さんと銀ちゃんは、手に入れた金でそれぞれ遊びに行き、
結局すってんてんになってきて、使い込んでしまった幽霊のお金は、
銀ちゃんのお店に行って、用立ててもらってくる。それで幽霊と博打。
志ん五師匠もこちらの型だったので…古今亭はこっち?
扇橋師匠もこの型で…入船亭扇橋師匠は小さん門下だけど、
元々は桂三木助のお弟子さんなので、師匠の型ということかも。
「へっつい幽霊」は楽しい怪談で夏には欠かせない魅力的な噺である。

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2010年8月21日 (土)

今日の不思議~とんぼ

20100821

窓からオニヤンマが見えて、電話線にぶら下がっている。
動かない。風で羽がゆらゆらしているけれど、熟睡中?
とんぼに寝るという表現がふさわしいのか?休息している。
植物にとまっているとんぼの姿は、よく見かけるが、
こういう電線から下がっているのははじめて。
細い手足でこんなにも大きな体を支えるなんて
とんぼの胴体というのは、意外に軽いのだろうか?
デジカメをもってきて…窓を開けて…写真を撮って…
それでもピクリとも動かず、しばらくの間、このまま。
そのうちどこかへ行ってしまったようだけど。

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2010年8月20日 (金)

クリーブランド管弦楽団2009/2010

フランツ・ウェルザー・メスト指揮クリーブランド管弦楽団による
ワーグナーの管弦楽作品集(2010年2月20日のライブ録音)。
想像はしていたけれど…軽い。透明な仕上がりは魅力ではあるが…
冒頭の「リエンツィ」序曲は、明るい音色でいきいきと素晴らしい。
続く「トリスタンとイゾルデ~前奏曲と愛の死」では、ちょっと繊細すぎか。
細やかな表情と滑らかな流動性は、メストの主張に満ちている。
「ローエングリン」も同じ方向性で見通しのよいスッキリとした印象。
ドイツのオーケストラで聞けるずしりと重い響きはどこにも見当たらず…
その点ではウィーン的なワーグナーをここで再現しているのかも。
ヴェーゼンドンクの5つの詩は、美しい演奏で感動的だ。
ミーシャ・ブルガーゴーズマンが歌っている。
こちらも細やかな表情作りが絶品でその精妙さといったら圧倒的。
そして「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲。
爽やかに淡々と進行するところは、少々拍子抜けする部分ではあるけれど
木管楽器を中心に各パートの鳴らし方、これぞまさにメスト流の音楽づくりで
最高に面白いと思う。8分42秒での演奏(ノリントンは8分17秒)。
アンコールか?最後は「ワルキューレの騎行」でこちらも極めて個性的。
メストはこの解釈で…ウィーン国立歌劇場で指揮しているのだろうか?
だとしたら…かなり刺激的に斬新な発想が示されているけれど
保守的なワグネリアンには嫌われるのでは?と思ってしまう。
私もまたティーレマンの演奏が基準になってしまっているので
正直なところ、この正反対に位置する仕上がりにはまだ戸惑いが…
クリーブランド管弦楽団というオーケストラは、抑制の中に美しさがやどり、
押しは弱いのだけど、明瞭な音楽は発見に満ちている。
しかしワグネリアンたちは、それほどに新発見は求めていないような。

DG 477 8773

「フランツ・ウェルザー・メスト」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年8月19日 (木)

シカゴ交響楽団2008/2009

シカゴ交響楽団の自主制作シリーズで
ハイティンクの指揮によるR.シュトラウスの「英雄の生涯」。
2008年12月4-6日のライブ録音である。
そして後半にはウェーベルンの「夏風の中で」。
こちらは2009年4月23-25日の演奏。
素晴らしい!これは感動的である。
ゆったりとした巨匠ならではの大きさ。深みのある音色。
まるで室内楽のような緻密さが感じられるのであり、
といって堅苦しいことはなくて、心のこもった音楽。
実に自然体で…オーケストラは無理なく鳴りきっている。
「英雄の生涯」の数多くある名演の中でもこれぞ究極だ。
そして後半のウェーベルンがまた何とも美しい演奏で
微妙な色合いの変化が実に見事な…
ハイティンクは本当に魅力的な音を引き出している。

CSO-RESOUND CSOR 901 1002

「ベルナルト・ハイティンク」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年8月18日 (水)

チューリヒ・トーンハレ2009/2010

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズで、今日は第9番を聞いている。
(2009年9月28日-10月1日 チューリヒ・トーンハレで収録)
第1番から順番に熱心に聞いてきたジンマンのマーラーだが、
ついに第9番である。すべて揃ったという達成感があるが、
おそらくこれに続いて第10番も補筆完成版で出るのだろう。
そして大地の歌もぜひとも取り上げてほしいのだが…
この第9番は、私は非常に好きな演奏である。
ジンマンの精妙な音作りによる丁寧なスコア分析が冴えわたり、
じっくり歌い込まれて、比較的ゆったりとしたテンポ設定だが、
明解でスッキリと見通しのよい…すべてがクリアなのである。
この上なく複雑で巨大な情報量があふれ出す作品だが、
ジンマンの造形に対するバランス感覚とセンスのよさは圧倒的だ。
第9番はあらゆる音楽において、最も難解とされているように思うのだけど
こうしてジンマンの演奏を聞いているとそうした感覚は薄れていく気がする。

RCA 88697 72690 2

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2010年8月17日 (火)

チューリヒ・トーンハレ2008/2009

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズでいよいよ第8番「千人の交響曲」。
(2009年2月27日-3月3日 チューリヒ・トーンハレで収録)
ジンマンのマーラー交響曲全集も後半である。
巨大音響でこの壮大な音楽であり、ジンマンの解釈は
今回も極めて緻密にこだわりに満ちているのだが、
録音の仕上がりとしては、少し離れて、全体像を眺めている…
といった印象も受けるのであり、それは再生の環境によっても
いろいろ違ってくるのだろうけれど…どうであろう?
やはり繊細な響きで透明に美しい部分が際立ってくる傾向にあるが、
でも第2部の前半などは、なかなか勢いや緊張感も充実しており、
どんどん音楽に引き込まれて、感動的な作品なのである。
ディテールを強調しているわけではないのだが、
毎度ながらの明瞭感とリアルな感触はここでも最大の魅力。

RCA 88697 57926 2

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2010年8月16日 (月)

今日の風景から~鎌倉

お昼すぎに鎌倉へ行ってきたのだが
ものすごい暑さで…熱風が吹きぬける…
後でわかったことだけど、気温も高かったらしい。

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小町通りをぶらぶらしながら鶴岡八幡宮へ。
お盆の終わりだけど…月曜日だし、
それともこの暑さのせいか?人は少なめ。

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お参りをして、おみくじを引いてみたら「中吉」。
運勢も良好かな?どうでしょう?

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今年の春、強風で倒れてしまった大銀杏だが、
残った幹から盛んに新芽が出ている。
見事に復活してくれた。

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こちらは倒れた幹から新芽を移植して
新たに銀杏の木を後世に伝えていこうと
すくすく育ちはじめている。
大銀杏の倒壊はショックな出来事ではあったが
ここから新しい歴史がはじまった!と思うと感動的。

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2010年8月15日 (日)

黒門亭で彦いち・小金馬・正雀

今日は一日、黒門亭で過ごしていた。
夏休みでお盆という…早めに家を出て、
これも通し券を手に入れるためである!
お目当ては、私的には小金馬師匠で
正雀師匠の「真景累ヶ淵」も聞きたいし、
それに彦いちさんが楽しみで…うれしい顔ぶれ。
開場前に圓平師匠の代演で三之助さんが出演という
ますます魅力的な顔付けではないか!って。
圓平師匠は久しぶりなので聞きたかったのだけど…

第1部
古今亭きょう介:たらちね
柳家初花:青菜
柳家三之助:船徳
林家彦いち:お見立て
三遊亭小金馬:へっつい幽霊


前座さんはきょう介さん。緑太さんも来ている。
志ん橋師匠のお弟子さんで応援しているきょう介さん。
今日は「たらちね」。丁寧に努力しているな…という好印象。
初花さんは独特な空気が漂って、でもそれもすっかり慣れてしまい、
今では何となく好きで…今日は「青菜」。こういう暑い日にぴったり。
続いて三之助さんも「船徳」で、夏の噺シリーズ。たっぷり!
すごくよかったのが、船宿の親方も若い衆もとにかく荒っぽくて
これが河岸のリアルな描写なのかな…という
今まで聞いてきた「船徳」とはちょっと違ったイメージで
素晴らしい!さすがだ。徳さんがか細い印象というよりは
本当に口ばかりでやったら何にもできないというところ
わがままで自分本位な若旦那気質が際立っている。お見事!
仲入り後に彦いちさん。「熱血怪談部」を期待していたのだけど…
花魁登場で古典だ。喜瀬川花魁で「お見立て」である。
というと田舎者の杢兵衛大尽がお笑いだが…面白すぎ。
ストーリーはさっぱり仕上がっていたが、人物描写は彦いち流!
第1部のトリは小金馬師匠。今日の豆知識。マクラにて。
大店やお屋敷など…調理場の土間に据え付けてある…
左官仕事でしっかりと固定してある釜炊きが「釜戸」。
それに対して…江戸は火事が多いけれど…長屋等の土間に置く…
移動式の釜炊きのことを「へっつい」と呼ぶそうである。
小金馬師匠の「へっつい幽霊」はすごくよかった!
こちらも…私が知っているのとは違って…聞いたことのない型…
というか、私がイメージするのは三代目桂三木助の録音で
(思いだしたけど…志ん五師匠は三木助師匠と同じだった)
それ以外はそんなにたくさん聞いたことがあるわけではないのだが、
小金馬師匠は登場人物を…返品続きで売りものにならない…
問題ありのへっついを引き取る熊さん(名前は出てこなかったけど…)
そしてへっついから出てくる幽霊、あとは道具屋さんも最初に出てくるけれど
人物を絞って、熊さんと幽霊のやり取りを重点的に描く…
ちょっと聞きなおさないと忘れてしまったが、
五代目の小さん師匠の録音って、こっちだったかも?
まあ、そういう細かいことはどうでもいいのだけど…
小金馬師匠の「へっつい幽霊」はよかったのだ!
恐くない幽霊による楽しい怪談噺である。

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第2部
柳家緑太:道灌
林家彦丸:三方一両損
林家正雀:真景累ヶ淵~お隅の仇討

第2部の開口一番は緑太さん。二回目。
前回も「道灌」だったのだけど、できてるんだな。
ご隠居と八つぁんの対比。言葉使いや勢いの違い。
上下の間合いや目の動きや…完成されている印象。
通常の前座さんのイメージとちょっと違っている感じで
なんか!崩したい!って思ってしまう。
「崩したい」というのは、今の緑太さんの「道灌」には、
「緑太さん」という人が感じられないのだと思う。
誰かはわからないけど…昔の名人のコピーみたいな仕上がり?
このまま行ったら…「崩す」というので緑太さんは苦労するだろうな…
きっちり上手いので…かえってそれが仇とならなければいいけれど。
偉そうなことをいえる立場ではないのだけど、今日は気になってしまい…
テクニックに走らずに自分の言葉で聞かせる緑太さんが見てみたい。
続いて彦丸さんが「三方一両損」。こちらが圧巻の見事さ!絶品。
この噺は、大工さんと左官屋さんの啖呵合戦なわけだが、
江戸っ子の雰囲気、よどみなく続く啖呵の鮮やかさには舌を巻く。
本当に最初から最後までうっとりと聞き惚れてしまった。
実は彦丸さんは久しぶりに聞いたのだけど、すごくよくなった。
しっかり稽古して、見えないところで人の何倍も努力しているはず。
ちょっと彦丸さんは、これから注目すべき存在だ!
今日のトリは正雀師匠の「真景累ヶ淵」より「お隅の仇討」
「真景累ヶ淵」の最後の場面で、これは聞く機会も少ない…
圓生師匠も(怪談噺ではないので)演じなかった…
珍しいのでぜひとも聞いてみたかった。
「真景累ヶ淵」というと…宗悦家と深見家の因縁話で
新吉に対する豊志賀の怨念が後々の噺にまで及んでいく。
しかしながら後半は、どうも話が逸れていってしまう印象もあり、
登場人物の関係図を書けば…どこかでつながっているのだけど
今日の「お隅の仇討」でもすでに新吉はどこかに行ってしまって、
登場しないし、それによって、正雀師匠も、
前の話(あらすじ)にはふれずに独立した噺のような仕上がりだった。
宗悦であり、そして豊志賀の怨念が消えると…「真景累ヶ淵」も
ずいぶんイメージが変わってくるけれど、地味といえば地味で
しかしこういう噺を面白くじっくり聞かせてしまう
正雀師匠の説得力というのは、やっぱり他では聞けないものがあり、
非常に満たされた気持ちにしてくれる。今日はいい噺が聞けた!

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2010年8月14日 (土)

落語につぶやき 44~水屋の富

今日はネット上にあるさん喬師匠の「水屋の富」。
マクラを聞いているとやはり暑いときの録音のようで
「水屋の富」が夏の噺かというと関係なさそうな気もするけれど
水に関連した商売の清兵衛さんが出てくるというところでも
夏に聞くにはいいのか。水のイメージというのが清涼感?
水屋という商売だが、江戸の頃には、桶に水を入れて、
長屋などに売って歩いた商売があったそうである。
さん喬師匠の説明だと…海に近い下町では
井戸の水も塩水だったそうで…飲料水には適さない。
それで毎日同じ時間に売りに来る水屋さんが重宝したとか。
噺の方は富くじで大金を手に入れてしまった清兵衛さんが、
金のことが心配で心配で…毎晩うなされて…
ついにはノイローゼになってしまう。
ある日、金は盗まれてしまうけれど
結局は普通が一番ということになるという。

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2010年8月13日 (金)

圓生百席 「お化け長屋」

六代目圓生師匠の「お化け長屋」を聞いている。
先日の「質屋庫」に続いて、夏のお化け噺。
恐い怪談噺ではないのだが…面白い。
「お化け長屋(通し)」というのを見たことあったのだけど
その後半部分というのは、はじめて聞いてみた。
ここでの圓生師匠は59分にも及ぶ長講である。
空き部屋を借りたいと来る者を怪談噺で追っ払おうとするのだが、
最初は成功したのに…乱暴な熊さんには通じず…というのが前半。
その熊さんが長屋に引っ越してきてしまったので
長屋の衆は、幽霊騒動を引き起こして、追い出そうとする。
古狸の杢兵衛さんがここでも活躍するのだが、
最初は上手くいくのだけど…もっとすごい親分が登場で
結局は失敗に終わるというドタバタ劇。按摩さんも出る。
怪談噺のマクラが15分で「お化け長屋」の本編は45分ほど。
一般的な前半が面白くて、後半はオマケという印象もあるのだが。

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2010年8月12日 (木)

バイロイト音楽祭2009

20100812_2

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第3幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
昨日に続き、第3幕の後半で第2場の途中から第3場。
くり返し聞いたけれど…とにかく感動的で最高である。
画像は第3幕第3場でジークフリートとブリュンヒルデだが、
ブリュンヒルデ(リンダ・ワトソン)の衣装が、色が変わったような?
これまではもっと色の薄い…茶色のような印象だったのだけど
ワルキューレのときは深紅の衣装で、結局は近い色に揃えたのか?
来月はいよいよ楽劇「神々の黄昏」を聞きたいと思う。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2010年8月11日 (水)

バイロイト音楽祭2009

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第3幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
今日は第3幕の後半で第2場の途中から第3場。
明日、じっくり聞くことにしようと思うけど、第3幕はやはり感動的だ。
画像は第2場のさすらい人(ウォータン)の元へジークフリートがやってきて、
ウォータンは炎の恐ろしさなどを教えるが、ジークフリートは気にもせず、
制止するウォータンを振り切って、岩山を目指す場面である。
「ニーベルングの指環」におけるウォータンの登場はここでおしまい。

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2010年8月10日 (火)

バイロイト音楽祭2009

20100810

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第3幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
今日から第3幕を聞きはじめた。前半部分で第2場の途中まで。
鳥の声に導かれて、ジークフリートはブリュンヒルデの眠る岩山を目指す…
ここからがいよいよ「ニーベルングの指環」も後半へと進むと思うのだが、
画像は、ウォータン(アルベルト・ドーメン)がエルダ(クリスタ・マイア)を
呼び目覚めさせ、神々の幸福な未来を予言させるが、
エルダはそれに応えることができず…期待とは逆の内容に
ジークフリートとブリュンヒルデがニーベルングの呪いを開放し、
指環をラインの乙女たちの元へと戻すであろう…と
ウォータンは不機嫌になり…ジークフリートを迎える第2場へと進む。
楽劇「ジークフリート」は第3幕からガラッと音楽が変わるが、
内容の冒険的な性格はますます飛躍し、感動も深まっていく。

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2010年8月 9日 (月)

バイロイト音楽祭2009

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第2幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
まだ第3幕は準備できていなくて…今日も第2幕を聞いている。
くり返し何度聞いても素晴らしい。ジークフリートの冒険も楽しみの要素。
第2場で「森のささやき」の後、ジークフリートが角笛を吹くと
大蛇に姿を変えたファフナーが登場するが、
恐れというものを知らないジークフリートであり、
どのように倒すのだろう?というのがこの画像である。

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2010年8月 8日 (日)

圓朝まつり 2010

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谷中の全生庵へ今日は「圓朝まつり2010」。
殿下の宝塚をお目当てに…時間を合わせて、
日暮里から谷中墓地を抜けて、11時半過ぎに到着。

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まずは圓朝師匠のお墓にお参り。
法名「三遊亭圓朝無舌居士」
いつもお世話になっております。
圓朝作の有名な噺は…「芝浜」や「死神」「文七元結」
怪談噺では「牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」「乳房榎」など。

公式ガイドブックを買って、朝太さんに最初のサインをもらう。
あまりの暑さにまずは「千両みかん」で冷凍みかん。
「千両みかん」は金八さんと志ん丸さん。


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ますます暑くて…「氷金時」で氷レモンを購入。金時さん。

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志ん橋師匠だ!ご挨拶した。

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「ゴミ隊」がまもなくというので
待機中の権太楼師匠と鏡味仙三郎師匠。

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ゴミ隊パフォーマンス1で「愛と茂」。
もちろん扇遊師匠とこみちさん。


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続いて「柳亭市馬オンステージ」。
遠すぎて、この写真じゃわからない。
でも市馬師匠の喉は谷中中に響き渡り!

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キョンキョンはサインで長蛇の列。

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ゴミ隊パフォーマンス2で「愛と茂」。
くどいけど扇遊師匠とこみちさんです。
「(殿下の)前座は嫌だ!」って扇遊師匠はいってたけど…
ノリノリで会場は大いに盛り上がっています。


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そして待ってました!「Oh, キタナヅカ!」
「汚塚!」じゃなくって「喜多な塚」です。殿下です。
芸名「永遠(とは)ちはや」


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喜多八師匠ですよ!もっとお笑いなのかと思ったら
殿下ははまりすぎ!完璧な仕上がりだ~!


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横で見ている権太楼師匠が…
途中から半分呆れ顔。
見ているこちらもそれに気付きだして
おかしくておかしくて…爆笑。

女装しているろべえさんがうれしそうだし…苦笑。

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権太楼師匠…「キタナヅカ!」が終わって、
第一声「圓朝師匠は怒ってると思います!」
面白すぎ。会場大興奮!楽しい。


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抽選会。権太楼師匠カッコいい!
惚れ惚れしちゃう。最高!
サインもいただきました。
写真の右下、半顔…右太楼さんです。
右太楼さんにも師匠と一緒にサインいただきました。

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「板割の男」で彦いちさんと扇ちゃん。

20100808g2

そして志ん輔師匠!大好き~!

白酒さんや三三さんにもサインをいただいたし、
一九師匠オリジナルのハンドタオルを買って、
これから持ち歩こうと思っているのだけど
もちろん一九師匠にもサインをいただいて、
小里ん師匠や小燕枝師匠や南喬師匠がすぐ近くに
奉納落語会に向かう圓丈師匠も目の前を通って…
楽しい夏の一日だった!思い出づくり。

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2010年8月 7日 (土)

バイロイト音楽祭2009

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第2幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
今日は第2幕を聞いている。一番好きなところ。
2009年からの配役の変更で…第2幕では、
ファフナーがアイン・アンゲル、鳥の声がクリスティアーネ・コールとなり
しかし調べてみたところ、アイン・アンゲルは2009年のみのようだ。
クリスティアン・フランツのジークフリートも今回は2009年のみで残念。
画像の第2幕第1場だが、アルベリヒが登場しては、
ニーベルングの呪いが強まっていくようで不気味なのだけど、
ここが面白さであり、これがあるからこそ、第2場以降の
「森のささやき」など…夜明けや森の情景が美しくなるのである。

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現場レポート~地鎮祭

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今日は地鎮祭に行ってきた。
猛暑・炎天下の中、でも風があったので意外に大丈夫で
私は「刈初(かりぞめ)」で「エイ!エイ!エイ!」って
その土地ではじめて釜で草を刈るという儀式。

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施主のお子さんで男の子。なんてかわいい!
「刈初」「穿初(うがちぞめ)…鍬入れ」
「土均(つちならし)…地均し」の跡で砂遊び。
家を造るのに「地鎮祭やった!」って、
記憶のどこかに残ってくれるといいのだけど。

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2010年8月 6日 (金)

バイロイト音楽祭2009

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第1幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
第2幕を準備中だが、昨日に続いて第1幕を聞いている。
画像は第1幕第2場でさすらい人(ウォータン)が、
ミーメの前に姿を現したところである。
ウォータンはミーメの質問に容易く答えるが、それに対して、
ミーメはウォータンの質問にさっぱり答えることができず…
ここが面白くて、大好きなところである。
ティーレマンの指揮について…重い響きは同時に力強さも備えており、
深い音色はひたすら感動的なのだが、表情付けはというと
実に繊細に隅々にまで緻密な意図が行き届いており、すごい!
以前はザラザラした感触の響きであったのだが、
現在では明るく透明な感覚も冴えわたり、音がとにかく美しくて、
ティーレマンもずいぶん変わってきていると思う。
これ以上の何を望むというのであろう。究極の仕上がりである。

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横浜の風景から 109

午前中、車検の済んだ車を取りに行って、
バスで国道1号線の「不動坂」に出て、
戸塚区舞岡町から柏尾町への旧東海道を歩いてみた。

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舞岡町における旧東海道の現在の様子。
上方の方から江戸の方角を見ている。

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江戸時代の建物ではないけれど
古くからの街道ならではの雰囲気ある造り。
住宅と一体の様子だが、土蔵だろうか?

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こちらは倉庫か?煉瓦が独特の風情を創りだしている。
東海道の旧道はいい感じ。特別な発見はないが、楽しい。

20100806d

柏尾町における旧東海道の現在の様子。
江戸の方から上方の方角を見ている。

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2010年8月 5日 (木)

バイロイト音楽祭2009

20100805

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第1幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2009年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ジークフリート」で7月30日のライブ録音である。
指揮はクリスティアン・ティーレマン、演出はタンクレッド・ドルスト。
2010年のバイロイト音楽祭が、いまちょうど行われているところだが、
こちらは昨年の音楽祭から「ジークフリート」第1幕を聞きはじめた。
2009年は配役の交代があり、ジークフリートのクリスティアン・フランツ、
ミーメのウォルフガング・シュミットは注目である。
2004年以来となるクリスティアン・フランツの復活はうれしい!
そしてウォルフガング・シュミットは、1990年代のジークフリートで
今回はミーメに挑戦ということで…面白いではないか!
とにかく圧倒的な素晴らしさである。
ティーレマンの存在って本当にすごい。

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2010年8月 4日 (水)

横浜の風景から 108

戸塚区柏尾町の国道1号線「不動坂」の周辺。
現在も交通の要所だが、かつて江戸の時代にも
東海道と大山道の分岐点だったのである。

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分かれ道のところにある「益田家のモチノキ」。
神奈川県指定天然記念物だそうである。
通常3~8mのところ、こちらは18mに及ぶという…
他に類を見ない巨木で、東海道の江戸の頃にも
街道の目印として旅人に親しまれていたのだろう。
ということを考えると…改めて歴史を感じるのである。

20100804g

東海道から大山道の方へ向かってみる。
現在ではJR東海道線の手前で行き止まりだが、
かつての大山道の現在の様子である。

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「従是大山道」の道標がある大山不動尊。
この先、泉区の方へ行くと「大山道」の道標はあるのだが、
こちらは「従是」というのが付いていて、何かうれしい。
地元で大切にされているようで、きれいに整備されており、
それも訪れた人に喜びを与えてくれる。

20100804i

「従是大山道」の後ろでさらに「従是大山路」の道標が立っているが、
その横には庚申塔らしき石塔があった。正面に「聞かざる(猿)」。
右側面には「見ざる(猿)」、左側面には「言わざる(猿)」。
上にいるのはお不動様か?よく見ると赤い字で「庚申供養」ともあった。

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横浜の風景から 107

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さらに東海道の戸塚区柏尾町付近を歩いていると
風情のある土蔵が見つかり、かっぱ寿司の駐車場にて。
敷地を提供している地主さんのものなのだろう。
でも土蔵以外の土地は全部舗装されてしまって…
その横には井戸の跡もあった。街道の歴史?

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少し歩いて…ファミリーマートの横にも土蔵が!
ちょっと荒れてしまっている様子だが、さすがに東海道!

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ウルトラ大怪獣レモネード

DyDo(ダイドードリンコ)の「復刻堂」で
「ウルトラ大怪獣レモネード」が好きで
暑い日に外出したときなど飲むのだが、
ウルトラ怪獣のデザイン缶でこれが楽しい。
全部で9種類ある。第2弾がスタート!

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今日は「ウインダム」だった。
ウルトラセブンが緊急時に使用するカプセル怪獣。
ガッツ星人に大きな痛手を被り消えたとか。
子供の頃、セブンは見ていたのだけど…
カプセル怪獣というのは記憶がない…?
ウルトラマンの味方で怪獣を呼び出すということもあるのか。

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これまでに飲んだことのある「大怪獣レモネード」

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横浜の風景から 106

20100804a

国道1号線沿いにある神奈川日産に
車を車検で預けて、帰り道、東海道を散歩していると
「瑞穂神社」という標識を見つけて、行ってみた。
戸塚区柏尾町で東海道からは少し奥に入ったところ。
山の中腹にあり、木陰に入ると…ここだけは涼しい。
かなり立派な神社で社殿はまだ新しい印象。
「開運」とあるので熱心にお参り。

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2010年8月 3日 (火)

今日の青空、今日の一日

20100803

昨日まとまったと思われた住宅提案の平面計画。
北側の隣地境界が不整形になっているのだが、
一部、北側斜線が思った以上に厳しい。
もちろん意識しながら検討していたのだけど、
改めてきちんと立面を立ち上げて見たら…気に入らない。
また新たに考え直したくなってしまった。
北側の凸凹した敷地形状を設計に取り込むしかないか…
というのを14時ぐらいまで…頭の中をフル回転させて、
明日、車検で車をディーラーに持ち込むので
猛暑の中…汗だくになりつつ…洗車。汚れを流して。
シャワーを浴びて…ガソリンを入れに行き、
夕方から遊びに行ってしまった。たまには息抜き。

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2010年8月 2日 (月)

設計レポート~住宅提案

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住宅の提案用の平面を考えていて
この週末と今日でこんなにもたくさん描いてしまった。
手書き図面だけど写真はペンで清書したもので
鉛筆スケッチで没になったものも多々あり、すごい量。
何でこんなにも描き続けてしまったのかというと
建ぺい率が40%の地域で、希望の条件をすべて収めると
建築面積が超過してしまう。うまくいってギリギリ。
収まったとしても…どこか気に入らない要素が出てしまって、
向きを変えたり…部屋を入れ替えてみたり…
空間のイメージは変えたくないのだが、
ありとあらゆることをやってみて、昨日あたりから見えてきて…
今日の夕方でやっと二案、気に入るものがまとまった。
完成した平面に変更の自由度は全くないような印象で
これは提案用であり、打ち合わせをしたら…
また新たにプランを検討しないといけない確率が高い。
でもこうして新しいものを生み出しているときが一番楽しい。

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2010年8月 1日 (日)

南西ドイツ放送交響楽団

ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団による
ノーノ、ラッヘンマン、リームの作品。1990年代の演奏。
最初にルイジ・ノーノの作品で1984年に作曲された
「無限の可能性を持つ建築家 カルロ・スカルパに寄せて」
ノーノの友人で建築家のカルロ・スカルパを追悼した作品。
1990年10月のドナウエッシンゲン現代音楽祭での録音。
続いてヘルムート・ラッヘンマンの「ファサード」。
1973年の作曲で1987年に改訂されているようである。
これがまた大胆なサンプリング音響で恐怖な響きに興奮。
1991年7月4日にハンス・ロスバウト・スタジオで収録。
最後にウォルフガング・リームの「第3の音楽」。
1993年の作品でヴァイオリンと管弦楽のための作品。
独奏はゴットフリート・シュナイダーというヴァイオリニスト。
同じく1993年5月6日にハンス・ロスバウト・スタジオで収録。
三作品とも緊張感の強い音楽で実に素晴らしい。

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