ユジャ・ワン 1
近年、注目の存在ながら…聞かずに来てしまったピアニスト。
ユジャ・ワンはN響の定期公演でデュトワと共演しているので
全く聞いたことがないというわけではないのだが、
今日はDGへの録音で2010年1月にハンブルクで収録された
ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」からの3楽章、
スカルラッティのソナタK.466とK.380、
ブラームスのパガニーニの主題による変奏曲、
そしてラヴェルのラ・ヴァルスを独奏版で…というプログラム。
「ペトルーシュカ」からの3楽章が大好きで聞きたくなってしまい、
他の作品に関してもユジャ・ワンは超絶技巧の冴えが圧倒的で
安心して聞いていられるし、表現についても考え抜かれている。
ブラームスのパガニーニの主題による変奏曲が実に見事!
デビュー盤となったショパンやリストのソナタも聞きたくなってしまった。
CDR630
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