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2010年9月15日 (水)

ニコライ・デミジェンコ 2

昨日に続いて、ニコライ・デミジェンコのショパン。
演奏会用アレグロ作品46、序奏とボレロ作品19、
タランテラ作品43、幻想ポロネーズ作品61、
子守歌作品57…以上が1992年2月の演奏。
そして1993年1月のピアノ・ソナタ第3番作品58。
実に素晴らしい。細やかな表情で軽やかな運動性。
一方で雄大な広がりと力強い造形が共存する。
不思議なバランス感覚でまさに絶妙な仕上がりである。
瞑想ともいえるような静寂は繊細を極めており、
それが一気に男性的な豪快さへと変貌していく姿には、
ただひたすら夢中になるのみ、天才的である。
ニコライ・デミジェンコは音も美しいし、表現における独創性、
音楽に没入していく中での自己を見つめる強い姿勢、集中力、
偉大な芸術家である。これから熱心に聞いていきたいと思う。

CDR633

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