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2010年9月 5日 (日)

黒門亭で文左衛門・小里ん・はん治

今日は朝から黒門亭へ。
私的には、お目当ては小里ん師匠の「木乃伊取り」!
天どんさん、文左衛門さん、紫文さんと魅力的な顔付け。
そして第2部のトリもはん治師匠の「らくだ」という…最高!

第1部
柳家さん市:道灌
三遊亭天どん:タラチネ
橘家文左衛門:ちりとてちん
柳家紫文:三味線漫談(長谷川平蔵)
柳家小里ん:木乃伊取り


前座さんはさん市さん。緑太さんも来ている。
柳家の前座さんではお馴染みの「道灌」だけど
今日は細かいところまで丁寧に約20分。
楽屋で何かあったのかな?紫文さんの着物に何か?
さん市さんは落ち着いているし、今日の「道灌」もバッチリ!
続いて天どんさんが「たらちね」ではない「タラチネ」である。
これが最高!とにかく面白かった。会場は爆笑に次ぐ爆笑。
長屋に嫁いでくる…言葉が丁寧なお嫁さんが、何と金髪でハーフ。
日本語をきちんと覚えたいと京都で奉公していたのだが、
結局、日本語と英語がごっちゃになってしまい…
何を言ってるか?さっぱりわからないのである。
でもこれが…英単語が散らばっている丁寧な日本語で
意外にわかってしまい、それがおかしくておかしくて。
最高に面白い「たらちね」だった。いや…「タラチネ」!
文左衛門さんが「ちりとてちん」。これがまた面白い!
見せる部分が巧みなんだな。笑いっぱなし。
仲入り後に紫文さん。お馴染みの長谷川平蔵だけど…
少々マニアックなネタを並べてくれたみたいで!最高。
この距離感で紫文さんを見るとカッコいいな!
三味線の音色が心地よい。素晴らしい!
トリは小里ん師匠の「木乃伊取り」。
大好きな噺で、実演で聞くのははじめて。うれしい。
若旦那に戻るよう…説得に向かう清蔵さんだが、
とにかく頑固で素面のときには恐いぐらい。
それが結局、酒が入って、陽気に酔っ払ってしまうのだが、
その変化は、小里ん師匠は実に見事。さすがだな…
これが見たくて、今日は来たのだけど…感動!
第1部は…こんなにもすべてが揃っているというのも珍しいかも。

20100905a

第2部
柳家緑太:道具屋
柳家さん福:紺屋高尾
三遊亭萬窓:成田小僧
柳家はん治:らくだ

緑太さんは、今日は「道具屋」。
過去二回は「道灌」だったのだけど、今日は与太郎さん。
さん福師匠が「紺屋高尾」。大ネタが来た。
続いて萬窓師匠が…これははじめて聞く噺。
若旦那が深川不動に参詣に行くのだけど
お供に定吉を連れて行って、お喋りで大活躍する。
という点では、「花見小僧」に似ているのだけど、
定吉は若旦那のお気に入りで相性よく会話が展開…
しかし実は、最後はすべて夢だった!というのでは、
「橋場の雪」みたいな印象もあるし、でも違う内容。
サゲは「五臓の疲れ」=「小僧の使い」。
そうしたら…「成田小僧」という噺だそうだ。
はじめて聞いた。珍しい?知らないだけか?
今日のトリは、はん治師匠の「らくだ」。
いいようにこき使われて、困り果てる屑屋さんが、
見事にはん治節である。独特の雰囲気。
時間が押していたというのもあるのか?
今日はらくだの頭を剃る剃刀を借りに行く…
貸してくれなかったら「かんかんの」を踊らせる!だが、
というところまで。サゲまで行かなかったのは残念。
火葬場まで行くと一時間になってしまうかもしれないけれど
なかなかチャンスないが、「らくだ」(通し)を聞きたいな…という。

20100905b

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コメント

昨日は早朝寄席の後、文左衛門師匠の黒門亭も考えたのですが..いまいち出足が読み切れず、「気軽に志ん輔」の方へ方向転換。『ちりとてちん』ですかぁ..ちょっと残念。

投稿: 広馬場 | 2010年9月 6日 (月) 12:16

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