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2010年10月31日 (日)

落語につぶやき 57~おかめ団子

落語を好きになって、ずっと「志ん生」好きだけど…
でも最近、志ん生さんを聞いていないな…ということで
今日は志ん生さんの「おかめ団子」を聞いている。
ネット上にある貴重な映像で…というのは
志ん生さんの残されている映像というのは
「岸柳島」とこの「おかめ団子」の二席のみ。
昭和36年2月4日にヤマハホールより放送とある。
当時はまだ収録ではなくて、すべて生放送だったのか?
この「おかめ団子」という噺は、駿菊さんで聞いたことがあって、
後で調べて「志ん生」ネタであることが分かったのだが、
なかなか本寸法の人情噺である。しかし落語とはいえ…
親孝行のために泥棒に入るというのは、
現代人の感覚からすると理解が難しいなという。
昔は鼠小僧のような貧乏人の味方もいたわけで
庶民の間で義賊には寛容であったということかもしれないけれど
ここでの太助も母に柔らかい布団を買ってやりたいと
つい「おかめ団子」の店に泥棒に入ってしまうのである。
しかしここで…泥棒をする前に…とっさにしたことは
松の木に首をつろうとする一人娘を助けたのであった。
命の恩人という…これが縁で太助は婿養子に迎えられ
素直に聞けば…親孝行の徳ということなのだが、
でも泥棒はマズイな…という不思議な噺である。

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