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2010年11月28日 (日)

圓生百席 「中村仲蔵」

六代目圓生師匠の「中村仲蔵」を聞いている。
この時期は「中村仲蔵」を聞かないと!というのは、
江戸の頃には、11月が「顔見世興行」で
それから一年間の役者の顔をそろえるという
そのことにちなんで11月の前後には
「中村仲蔵」がよくかかるということがあるらしい。
五段目の定九郎の役に仲蔵が決まるのが八月、
それから役作りがはじまり、雨のそば屋の場面になるのだが、
はっきりした季節はわからないけれど、夏の情景を思わせて、
そして「忠臣蔵」の初日、ここが噺の山場で…11月なのである。
私が「中村仲蔵」の噺を最初に聞いたのは、八代目の正蔵師匠で
そちらは芝居噺というように五段目の描写を丁寧に
同時にそば屋の場面も芝居の一コマのような…
そして仲蔵夫婦のやり取りは人情噺のような仕上がりである。
それに対して、圓生師匠はというと…そば屋も五段目も
絵画的というよりは…説明風であり、解説であり、
あくまでも「中村仲蔵」という人を語るという…
芝居の知識は難しいが、こちらも感動的だ。
でも…サゲに関しては、正蔵師匠の方が好きかも。

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