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2010年12月17日 (金)

落語につぶやき 70~定吉の芋羊羹

電車での移動で圓生百席「質屋庫」を聞いていたのだが
今まで考えたこともなかった…ふと思ったこと。
質屋の旦那に命じられて、小僧の定吉が
お店に出入りの熊五郎を迎えに行くが、
定吉が「旦那が急いできてくれって、すぐ連れて来いって」
熊五郎は「旦那は怒ってるのか?」って探りを入れるけれど
喋る代わりに交換条件で…定吉が芋羊羹三本を要求。
芋羊羹を食べたかったんだ…腹を空かしてか?
食に飢えているということもあっただろうし、とはいえ…
食べるものがなかったということはさすがにないだろうけれど
奉公の身で食べたいものが食べられなかったのである。
それにしても…子供がどうしても食べたくて仕方ないものが
なんと「芋羊羹」だなんて、やはり時代を感じずにはいられない。
今の子供(小学生ぐらい)ならば、何を要求するであろう?
きっと食べ物ではないのだろう。喋る代わりに…
「フライドチキンが食べたいんだよう。買っておくれ…」
なんてことは、絶対にいわない。食への欲求は薄そうだ。
ゲーム?携帯?現金?子供の交換条件に頭を抱える大人
というのは、今も昔も変わらないのである。

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