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2011年2月 7日 (月)

ニューイヤーコンサート2011

元日に行われたウィーンフィルのニューイヤーコンサート。
フランツ・ウェルザー・メストの指揮が実に自然体で
これまでに登場の指揮者と違って、個性の押し付けをしない…
ウィーンフィルとひとつになって、これぞネイティブな語り口。
というのは、テレビで生中継を見たときに感じたことなのだが
CDで改めて聞きなおしてみるとメストならではのメリハリのきいた
キビキビとした音楽の運びが心地よく、清々しい新年のスタート。
他所の人が無理に真似をして、訛りを再現しようとすると
おかしなことになってしまうのだが、そういうことが一切ないので
ウィーン独特の音色が不思議なぐらいに洗練されて、
かのウィーンフィルもいつも以上に流麗にすばしこいのである。
メストは本当にいい。このしなやかな響きはたまらない。
選曲に関しては、知らない曲が多く…かなり地味な印象もあるのだが、
しかし聞くとこれが楽しくて…魅力たくさんの内容なので
メストはさすがに聞かせているな!とこちらの集中力も途切れない。
今年はリストの生誕200年にちなんでメフィストワルツが演奏されているが、
まるで花園に迷い込んだ蛇のようで…しかしこれが実にいいのである。
軽めの響きで爽快にまとめているので、調和が崩れることはないのだ。

DECCA 478 2601

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