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2011年2月17日 (木)

ミケランジェリのラフマニノフ

先週、レイフ・オヴェ・アンスネスのラフマニノフで
ピアノ協奏曲第4番を聞いたが、すごくよかったので
この第4番というと有名なのがミケランジェリの演奏である。
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調とのカップリングで
エットーレ・グラチス指揮フィルハーモニア管弦楽団
1957年3月にロンドンで収録された録音。
このディスクも聞くのは久しぶりだ。素晴らしい。
ステレオ録音の最初期で古いものなので
ピアノの音色が少々曇りがちな気もして…
ミケランジェリの透明な輝きが聞けないのは残念だが、
しかしそれにしても圧倒的説得力による確信に満ちた演奏である。
50年以上も昔の録音とは思えない現代的な感性は今も色褪せない。
アンスネスや現在のピアニストの方が軽い響きを多用して
強弱をより明瞭に表現しているような気もするが、
ミケランジェリは音における質量というか…そこに均質感を求めて、
指の動きは速くても音楽の構造に骨太な造形を作りだすところが
やはり独特な仕上がりであると…その辺は一世代昔的でもあるのかも。

EMI CDC 7 49326 2

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