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2011年3月 6日 (日)

落語につぶやき 87~夏の医者

昨日の黒門亭で菊龍師匠の「ちしゃ医者」を聞いて
この噺ははじめてだが、落語事典によると
元は上方噺で…東京では四代目柳家小さんが、
三代目三遊亭圓馬に教わり演じていたという。
そこで「ちしゃ」って何?ということになるのだけれど
「食べられる葉っぱ…」ってそれぐらいしかわからないが、
これも落語事典によると…ちしゃは野菜の一種で
昔は肥汲み屋がお礼に野菜をもってきたという。
それで耳の遠いお婆さんが、「医者」と「ちしゃ」を聞き違えて
「ちしゃ」をもらおうと駕籠の中を探っていたら
中にはなんと「医者」が乗っていたという…なるほど。

常連の小林さんによると「ちしゃ」は「夏の医者」で出てくるよ…
ということなので今日は久々に「夏の医者」を聞いている。
もちろんこの噺は六代目の三遊亭圓生師匠だ。
出てきた!病気の父っつぁまがちしゃの胡麻和えを食べて
父っつぁまは、えかく好物だで…夏のちしゃは腹へさわることあるだ。
そんなにでかくやったから、ものあたりだ。
なるほど!田舎では胡麻和えにして食べるのだ。
その後、ウワバミが「夏の医者は腹にさわる」というのがオチ。
「医者」と「ちしゃ」を掛けるところは、「ちしゃ医者」と共通である。

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コメント

かつて 若かりし頃
沖縄へ帰省する友人について沖縄旅で
雨水の少ない彼の地 棒ちしゃなる作物が畑に
初めて見る野菜らしきもの
まるで 葉ボタンの成れの果てのような
2センチ径の茎に手のひら大の葉が十枚くらいの野菜でした。 夕餉支度のオバーの解説では内地のレタスを
ちしゃと呼んでいると。沖縄にはJAPAN古語が日常会話に生きてます。

投稿: | 2011年3月 7日 (月) 08:40

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