バイロイト音楽祭2010
バイロイト音楽祭のホームページより
歌劇「ローエングリン」第3幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/
2010年のバイロイト音楽祭から歌劇「ローエングリン」。
7月25日の公演でアンドリス・ネルソンスの指揮、
演出はハンス・ノイエンフェルスである。
今日はいよいよ第3幕を聞きはじめた。
有名な前奏曲から第1場へ幕が開くと
客席がいきなりざわついて、ブーイングが起こるので
やはりノイエンフェルスの演出には何かがあるのだろう。
ここで再びアンドリス・ネルソンスの指揮について、
第1幕の後半や第3幕第1場の有名な結婚行進曲など
どうもオーケストラと合唱がかみ合っていない印象で
リハーサルのときよりも少々ネルソンスが走ったのか…
合唱が付いていけていないようなところがあり、
まあこの辺は初日ゆえで…その後は改善されているだろう。
評価の高いアンドリス・ネルソンスの指揮であるが、
私は以前からの通り、すべてがいいとはいえないのだけど…
しかし繰り返し聞けば聞くほど、音がたいへんに美しくて、
若々しいしなやかな躍動感は最大の武器であるし、
結果的には大成功ということになるのだろうか。
第3幕はローエングリンが大活躍なので
ヨナス・カウフマンをたっぷり聞けるという
うれしいところである。録音だとどうも前に出てこないが、
しかしまさに細かいところにまでデリケートに歌っていて
ここに映像があったなら…それは素晴らしいであろう。
CDR670/671/672
「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/
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