« アンドレ・プレヴィン 3 | トップページ | 5月18日の感想 »

2011年5月17日 (火)

リッカルド・ムーティ 1

今日はムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団による
シャブリエの狂詩曲「スペイン」、ラヴェルのスペイン狂詩曲、
ファリャの「三角帽子」から第1組曲と第2組曲。
1979年12月に収録された「スペイン」を特集したアルバムである。
ラヴェルのスペイン狂詩曲から「三角帽子」組曲へという
ムーティは日本公演でも披露しているが、得意のプログラムであり、
ウィーンフィルやバイエルン放送交響楽団や世界中で演奏している。
フィラデルフィア管弦楽団とのこのレコードが原点なのか?
その辺はわからないが、ムーティのスペイン情緒は素晴らしい。
色彩的で独特の活気にあふれ、しなやかな躍動感。
香り立つような…スペインの大気や熱が伝わってくるようで…
しかしながら…これは録音のせいもあると思うのだが、
1979年のこの時点では、ちょっとまだ堅い印象で
現在のような豊かな響きは聞かれない。それは残念。
ムーティも若かったということか…鋭いリズムで
きびきびと動き回る…隙のないアプローチで
しかしその一方で情景へのイメージにつながる余韻に乏しく、
あまり描写的とはいえない…シンフォニックな仕上がり。
デジタル録音の初期って、こういう音が多かったのだが
痩せた音で音楽の輪郭がはっきりしすぎて、広がりがない。
でもファリャの「三角帽子」はいい。何て心地のいい音楽だ。

CDR676

「リッカルド・ムーティ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

|

« アンドレ・プレヴィン 3 | トップページ | 5月18日の感想 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/51699084

この記事へのトラックバック一覧です: リッカルド・ムーティ 1:

« アンドレ・プレヴィン 3 | トップページ | 5月18日の感想 »