« 5月9日の感想 | トップページ | 三遊亭圓生 「樟脳玉」「突落し」 »

2011年5月 9日 (月)

落語につぶやき 92~金魚の芸者

「金魚の芸者」という噺を落語事典で調べると
鼻の圓遊…つまり初代三遊亭圓遊の作であり、
明治期の噺ということである。
子供が金魚を手づかみで遊んでいるのを
金魚屋さんが小遣いをやってもらい受け、
それから大切に育てて大きくしたところ
金魚の丸っ子が人間になって、芸者になって、
恩返しをするという噺である。

小満ん師匠は速記本を元にして、再構成したそうで
少し設定が変わっており、魚屋さんが金魚を拾って、
庭の池で大切に育て、金魚道楽も認める美しい金魚に
それである日、金魚の芸者が夢枕に立って、
かわいがってもらったお礼に芸者で恩返しをするという噺。

小満ん師匠の「金魚の芸者」を聞いて、
すごく好きなところがあるのだが、
金魚の芸者で更紗の丸っ子が訪ねてきて
魚屋さんはもてなそうとするのだけれど
まあ、とにかくお茶を…いけない(熱いから)
汲みたての水っていうのも愛嬌がないからなあ。
何かねえか?三ツ矢サイダーかなんか…
それともカルピスかなんか…
これで場面は現代になるのだけれど
平成ではない…どこか昭和の香りがして…
三ツ矢サイダー…この一言で何とも清涼感。
風情があるなあ。暑い夏に氷のチリンって音がする。

|

« 5月9日の感想 | トップページ | 三遊亭圓生 「樟脳玉」「突落し」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/51628612

この記事へのトラックバック一覧です: 落語につぶやき 92~金魚の芸者:

« 5月9日の感想 | トップページ | 三遊亭圓生 「樟脳玉」「突落し」 »