クリフォード・カーゾン 2
今日は1967年のクリフォード・カーゾンを聞いている。
イシュトヴァン・ケルテス指揮ロンドン交響楽団と共演した
モーツァルトのピアノ協奏曲で…これは有名な録音。
1967年10月のイ長調K.488と同じ年12月のハ短調K.491。
カーゾンの一音一音をしっかり聞かせるところなどは
一世代昔的な印象ではあるけれど、しかしその一方で
落ち着きのある音楽…カーゾンならではの自然体の表現、
ここに漂う気品に満ちた空気は時代を越えて素晴らしいのである。
それほどには表情を創り込むことはしないで、
その辺はあえて避けているようにも淡々と弾き進めていくが
しかしここが格調の高さでもあるように感じられる…
クリフォード・カーゾンの芸風なのであり、深いものがある。
その逆には、イシュトヴァン・ケルテスの指揮は活気に満ちて
表情豊かに新鮮な響きを引き出しているのであり、
ケルテスのモーツァルトという点でも魅力的である。
CDR679
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)































































































最近のコメント