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2011年5月 6日 (金)

らくだ亭 柳家小満ん・春風亭一朝

今日も「落語の蔵」からダウンロード。
2010年11月24日に日本橋劇場で収録された
第30回「人形町らくだ亭」の仲入り後の二席。
小満ん師匠の「厩火事」と一朝師匠の「淀五郎」。
まずは小満ん師匠の「厩火事」から
どこを聞いても完全に小満ん師匠の「厩火事」なのだけど、
お崎さんが調子よく早口になってくると黒門町の語りが出る!
もちろん小満ん師匠は八代目文楽師匠の「厩火事」を
しっかり意識していると思うけど、表面的なものではなくて…
ここでも文楽師匠の芸がきちんと受け継がれていて…
というのを感じると素晴らしい。実に味わい深い一席。
お崎さんはかなり激しく怒っているのだけど
ときどき惚気るとかわいらしいのが魅力的。
そしてこの日のトリは一朝師匠の「淀五郎」。
この噺は「中村仲蔵」と同じく大好きなのだが、
淀五郎と団蔵の関係…そして後半の中村仲蔵との関係…
大看板の役者と若手の役者の間に人間ドラマがあり、
一朝師匠の声は親しみやすいのだけど…仕上がりは渋くて
こちらも味わいだ。それにしても仲蔵という人は立派。
皮肉な団蔵も悪い人ではなくて…芸の厳しさであり、
それは何事にも通ずる…考えさせられることは多い。

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