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2011年6月14日 (火)

落語につぶやき 98~安兵衛狐

日曜日に黒門亭で馬生師匠の「安兵衛狐」を聞いてきたが、
以前に一度だけ聞いたことあったのが馬石さん。
ネットで調べると白酒さんも演じているようで
みなさん、十代目金原亭馬生師匠の一門である。
となると「安兵衛狐」は古今亭の噺なのか?とも思うけど
必ずしも古今亭限定というわけではないらしい。
ネット上に志ん生師匠の録音を見つけて聞いている。
現在、東京で聞けるのは、志ん生師匠から伝わっているのだろう。

落語事典で「安兵衛狐」と調べたのだが、載っていない。
不思議だ。やはり基本的には珍しい噺なのか?
ネット上には、三代目小さんが上方から移したという記述もあり、
となれば、もちろん古典で、上方では「天神山」「墓見」という演目。
すると落語事典でも見つけることができた。別名「狐安兵衛」。
志ん生師匠は…安兵衛の女房でおこんが狐ではないかと
長屋の衆が安兵衛の留守に詰め寄ると逃げてしまって、
そうなると安兵衛も狐かもしれない…というので、
おじさんのところに安兵衛の消息を聞きに行くが、
「安兵衛さんは来ませんか?」「安兵衛は来ん(こん)」
「ああ、おじさんも狐だ」というオチ。
先日の馬生師匠は…おこんが長屋の衆に詰め寄られて、
障子に「恋しくば訪ねて来てみよ…」と歌を書き残し、
狐は同じ場所には二度と「もうコンコン」と姿を消す…
こちらは元の上方噺のオチであるらしい。なるほど。

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